こんにちは!
久々の出社だったこの日は、意味もなくジャケットを着ていきました。スカートにもアイロンをパリッとかけて。ほとんど人のいないオフィスでPC作業をするだけのために、誰と話す予定もなく。もはや通勤コスプレです。笑
ところで皆さん、以前に福田麻琴さんが書かれた「人気スタイリストが何度【断捨離】しても残した服5枚とその理由」という記事はお読みになりましたでしょうか?
私にもあるんです、そういう服が。
この日着ていた2つのアイテムがまさにそうです。
ネイビーのリネンジャケットは、多分7年前くらいに買った「ウィム ニールス」のもの。
ベルギーのデザイナー、ウィム・ニールスが作るひねりの効いたベーシックアイテムが可愛かったこと、ミモレ世代で、セレクトショップのインポート好きの方は覚えていらっしゃるのではないでしょうか。
このジャケットは、マットシルバーのボタンの配列が洒落ていて、ラペルのとんがり方もなんだかキュートで、でも印象はとてもベーシック。
今年流行のゆるめジャケットとはシルエットも肩の作りも違いますが、いいんです! 大好きだから。
裏地がなくて軽いので、初夏、カーディガン代わりに毎年大活躍してくれます。
Tシャツにワイドパンツにこのジャケットを羽織るというスタイルで、いくつもの春夏を過ごしてきました。
一方のフレアースカートは、マディソンブルーの定番デザイン。5年前くらいに買ったので、ブランドスタートの頃のものですね。素材は違えど同じデザインで今も商品として売られているわけですし、とても気に入っているし、捨てる理由がまったくありません!
一見シンプルなデザインですが、両サイドのフレアーが多めで、丈も長くなっているのが素敵。ウィム ニールスのジャケットと同じで、ごくベーシックアイテムに見えても、何かデザイナーのこだわりを感じる部分が必ずあること。それが私が断捨離しない服の条件なんだなあと、今回この2枚の服を着てあらためて思いました。
そういえば、断捨離ではなく、最近、本当の意味で寿命を全うさせた服もありました。
こちらは、20代(!)から愛用し続けた、ドリス ヴァン ノッテンの繊細なシルクのプリントスカート。
片側だけにボリュームのあるアシメトリーデザインで、毎年、着るたびに誰かに褒められていたのですが、あまりに着すぎてちょっと恥ずかしいかなと思い、4~5年は封印していました。一昨年くらいに復活させたら、また会う人ごとに褒められるというすごいスカート。笑
が、今年経年劣化で破れたところがあったので、1万5千円かけてお直ししたら、また違うところが思い切り破れ、さすがに捨てるつもりです。
でもこれだけ愛したのだから、ちゃんと成仏してくれるはず。笑
それにしてもこのスカート、先ほど断捨離しない服の条件にあげた“ベーシック”では全然ないですね。
でも、意外にもこの服は抜群にコーデしやすくて、シンプルニットにブーツさえあればサマになるので長年しょっちゅう着ていたのです。
ということで、「コーデしやすくて、よく着る、とにかく愛する服」を、私の断捨離しない服の条件とさせていただきます!
Comment