離婚といっても最近はネガティブな印象ばかりではなくなってきましたが、浮気などのトラブルから離婚に至った場合、成立までの過程はやはり相当に辛いもののよう。でもその辛さに負けて妥協してしまうのは、実は相手の思うツボかもしれません。離婚カウンセラーとしてこれまで3万件以上の相談に乗ってきた岡野あつこさんが、離婚したがっている夫の意外な思惑を教えてくれました!

 


あかばるさんからの質問

Q. 浮気夫との離婚調停がストレス。負担を減らしつつ、確実に息子の親権を得たいです。


夫と息子一人と、東京から新幹線通勤圏内の場所へ昨年の春に移住しました。夫は新幹線通勤を理由に外泊が目に見えて増え、夏頃から浮気していることに気づきました。私や息子が夫の変化に気づき始めたことで、夫は家を出ていき現在は別居中です。そして離婚調停を申し立てられました。

夫はモラハラとADHDといった特徴があり、調停が大変ストレスです。その特徴に気づいたのは別居後、私が心療内科を受診してからで、ストレスを感じるようになって半年ほどになります。私も息子も傷つきながら卒園式と入学式をすませました。身勝手な夫とは離婚しかないと思っていますが、調停での夫の言い分や夫側の弁護士のやり方はほとんど名誉毀損と思われてなりません。何か少しでも負担を減らし、必ず親権を得る確実な方法を教えていただきたいです。私は息子を全力で守り育てます。(39歳)
 

A. ストレスを与えて離婚に持ち込むのが夫の狙い。言いがかりに負けないで!


あかばるさんご自身もすでに離婚の決意を固めている、ということでよろしいでしょうか。夫は家を出て離婚調停まで申し立てているとのことですから、修復は難しいと思われます。

さて、あかばるさんのご相談で、一番のポイントとなることをお伝えしたいと思います。それは、「調停での夫の言い分や夫側の弁護士のやり方がほとんど名誉棄損と思われてならない」という部分です。これこそが、まさに夫側の狙いなのです。夫の希望は離婚をすること。だからあかばるさんにストレスを与えて、「辛くてたまらない。もう我慢できない。離婚する!」となるように仕向けているのです。

 
  • 1
  • 2