こんにちは、編集部の戸松です。

緊急事態宣言が解除されて数日が経ちましたが、皆さんは外出自粛期間中を経て、何か意識が変わったことや気づいたことはありましたか?今回は、〔ミモレ編集室〕でシェアされた「外出自粛期間中の気づき」について、ピックアップしてご紹介します。

 

「自分の内面に向き合う時間」がもてた

@えこさん

自分の内面と向き合う時間がもてたことです。

ステイホームが始まったころ読み返したリンドバーグ夫人の書籍「海からの贈りもの」には主婦として、母として、職業婦人として「女は自分をこぼして生きている」から「自分の内面にむきあう時間」が必要だ、と書かれています。線を引きたいぐらいなんども読んできた箇所なのに、ふだんの暮らしのなかでは雑事に流されてなかなか実践にうつせずにいました。

たとえばSHIHOさんの瞑想だったり、ただベランダにひとりでお茶をする時間だったり。ずっと学び直したいと思っていた古典文学の講座をとってみたり、童話を書いて賞に応募してみたり。いままで外にばかり向いていたアンテナを、自分の内側にむける時間がたっぷりもてました。

 

物理的な距離はあけても、心の距離は近くありたい

@shokoさん


私が一番変化を感じたのは、人との距離感です。
ソーシャルディスタンスを通して、コロナ禍は病だけではなく人との距離感まで大きく変えてしまうものなのだと感じ、これまでの考え方を見直すことが必要かもしれないと思うきっかけとなりました。 

ソーシャルディスタンスが必要な他人とは、物理的な距離を空けなければならなくなった分、せめて心の距離は以前よりも近くでありたいと思うようになりました。今まで以上に電話やSNSでのやり取りに人の温かさや有り難さを感じ、以前なら抵抗があった職場全員でのLINEグループに必要性を感じて入りました。 離れると近づきたくなる、そんな心理的なことも関係しているのかもしれません。

地元のコミュニティに助けられ、癒された

@mikoさん


自分の住む街のローカルなコミュニティの存在についてです。
近所のコーヒーショップの店員さんと親しくなり、店員さんが紹介してくれたカレー屋さんでテイクアウトを頼むようになり、ご家族で経営しているフルーツパーラーのお店にもよく行くように。そして顔なじみになったお店の方が、経営も大変だろうに「テイクアウト、よかったらご自宅まで持ってきますよ」と言ってくれたり。

私の街はこんなにも人の交流が盛んで、人情味があるのかと、すごくほっこりする場面も多かった自粛期間中でした。
会社の人間関係、昔からの友人関係とは違った新たなコミュニティをしれたような気がしてちょっと嬉しくなった、そんな2ヶ月強だったのかなあと思います。

改めて、接客の仕事が好き。お客さんとの再会に感動!

@リコッタちゃんさん


わたしは販売のお仕事が好きなんだ!ということです。

つい最近、本業のお店がスタートしたのですが、オープンしたときはもう感動しました。ソーシャルディスタンスにマスク、という形態ではあったものの、お客様と再会できたことはほんとに嬉しかったです。
父の日ギフトのリボンをかけるのさえ、テンションあがりました。
一日があっという間にすぎて、お仕事終わりのワインは格別に美味しかった。


皆さんのコメントを読んでいて、外出自粛の不自由さの中に、ポジティブな発見をされていることにハッとさせられました。私も、外出自粛期間がなければ気づけなかったことがあったかなと振り返ってみました。

私は外出自粛期間を経て、オフラインの良さを改めて感じました。実際に会ってお話をする時の雰囲気はやはりオフラインならではだと思います。コンビニの店員さんに「ありがとうございました!」と目を合わせて、笑顔で言われた時は心が温かくなりました。

是非、コメントにて皆さんの「ステイホーム期間中の気づき」を教えてください。


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文/戸松沙紀