〔ミモレ編集室〕メンバーの方のコメントには、「自分の新しい一面」「気づいてなかったことに気づいた」……または、「好きだったことを思い出した」といったことがよく書かれています。さて、どんな気づきや新しい自分の発見があったのか、今日は4人のメンバーのレポートをご紹介します。
〔ミモレ編集室〕では、月ごと&週ごとに編集長から課題が掲示されます。課題は参加してもしなくてもOKです。
・「ツイッターもブログもやってなかった私が、安心して発信できる場所」奏kanaさん
・「新しい世界」ゆあさん
・「〔ミモレ編集室〕で得たこと」みすずさん
自分を再発見するきっかけに
マイさん
はじめまして。編集室メンバーのマイです。入会して3か月ほど経った今感じる、編集室に入って良かったことなどをご紹介したいと思います。
自然と気持ちを言語化しやすくなる
私が編集室に入ったのは、ミモレが好きで、編集者のお仕事に興味があり、ちょっとでもその現場を覗き見られたらと思ったからでした。発信力を付けたい気持ちもありました。
いざ入ってみると、まず夢中になったのが、当初重視していなかったメンバーの皆さんとの交流でした。
ドキドキしつつ、他のメンバーの方の発信にリアクションしてみたり、つぶやきのような投稿をしてみたり。とっつきやすいところから始めてみると、だんだんノッてきて、もっと書いてみたい!という気持ちに。自然と書くことに抵抗がなくなっていきました。
そうやって何かリアクションや発信をしようとすると、イヤでも自分の気持ちや考えを言語化することになります。
他のメンバーの投稿を読んで、返信コメントを送るにも、頭の中にはフワッと言いたいことのイメージがあるのに、いざ書き出してみるとなんか違う。なので、もう一度投稿を読み返したりして、自分が心を動かされたのは何だったか考え、言語化しようとします。たった数行のコメントを書くのに、やたら時間がかかることも。
そんなことを繰り返すうち、自然とコメントも書きやすくなってきました。(長い文章はまだまだ修行中です!)
お題をきっかけに、気づいていなかった気持ちに気づく
編集部の方から定期的にお題も出ます。
その際、川良編集長がよく仰るのが、「自分のインサイトを見つめてみてください」、ということ。インサイトとは、”自分でも気づいていなかった思いや考え”といった意味だそうですが、編集者のお仕事は、読者のインサイトを掘り起こすことも重要なよう。
なるほどと思って自分のインサイトを考えて、文章にしてみるんですが。他のメンバーの方の文章を読んだ時の、「ああ、ほんとそうだよなあ、わかるわかる」というときの感覚からすると、どうも表面的な気がしてなりません。嘘は付いてないはずなのに、なんか優等生的というか気取っているというか。
ほんとにそれが一番強い気持ちなの?と今一度自分に問うてみると、別の本音や願望に気づいたりすることも。自分のインサイトを見つめることはまだまだ苦手ですが、これからも向き合っていきたいなと思います。
他のメンバーとの関わりの中で、自分の輪郭がはっきりと
編集室は、ミモレという共通点を通して、ある程度価値観を共有している人の集まり。あちこちで、「すごく素敵!」「ほんとそう!」という感じで共感が多発(笑)しています。そんな〔ミモレ編集室〕であっても、100%ぴったり同じことを考えている人なんていない訳で。自分では思っていなかった考えや視点に気づかされることも多いです。
そういう自分とは違う意見を聞いて、初めて自分の考えを自覚することも。他のメンバーの皆さんとの関わり合いの中で、自分というものがはっきりしてくるように感じました。
今、人と簡単に繋がれてしまう、情報が溢れている世の中。便利なんだけれど、毎日振り回されてしまうなという気持ちもありました。そんな中、自分の価値観だったり考えだったり、自分の軸を持っておくと、楽に生きられる気がしています。それが難しいのですけれどね。
今後も多様性と意見の反映を期待
今後もそんな風に色んな考えや立場の人が共存できて、全員一致の同調圧力なんかがない場所であってほしいです。
メンバーの意見も反映されやすいので、大手出版社のオンラインコミュニティでありながら、自分たちでつくっていける面白さがある貴重な場所だと思います。そこも変わらずいてほしい。
なかなか他にはない場所だと感じる、〔ミモレ編集室〕。一緒につくって、育てていきませんか?
マイさん
ミモレの提案する価値観が好き。編集のお仕事にも興味があったので、思い切って入会してみました。 好きなものは、アート、カフェタイム、ごろごろタイムなどなど。 最近はジェンダーや社会問題にも興味あります。