〔ミモレ編集室〕では、毎月オンライン編集会議があります。編集部からプランや意見を募ったり、メンバーから出てきたアイデアをもとに、ファッション特集へと仕立てる過程を公開したり……。編集部の舞台裏を覗きみるだけでなく、編集室メンバーのコメントやリクエストが実際に記事になることもあるのです。この3ヶ月でどんな体験をされ、どんな学びがあったのか、レポートをご紹介します。
大人のインターンシップ、楽しんでます!
えこさん
こんにちは!〔ミモレ編集室〕の、えこです。
何になりたい?
よく子どものころに、聞かれました。ケーキ屋さん、看護婦さん、先生。成長するにつれ、なりたいものも変わっていきました。
中学生になるころには「OLになりたい」といいはじめたそうです。「きれいな服を着て、毎日タイプを打ち、オフィスラブ(!)がしたいから」と記入して提出したプリントが、いまでも実家に残っているようですが…。
大人になり結局その「OL」になることになったわたしは、いまでもときどき考えることがあります。
もしこの仕事をしていなかったら、何になってみたかっただろう?
質問が過去形になっただけで、とたんにわたしは欲張りになれます。やってみたかった仕事といわれれば、アレもコレもいくらでもあげられるのですが、中でもそこはかとなく憧れを抱き続けてきた仕事といえば、林真理子さんや光野桃さんのエッセイにたびたび登場する「雑誌の編集者」です。
「編集者気分を、味わえるかも!」
ハイ。〔ミモレ編集室〕に参加することにしたのは、そんなミーハーな理由からでした。あれから三ヶ月。月に一度「編集会議」と手帳に記すたび、すっかり編集者気分のわたしは、〔ミモレ編集室〕で「大人のインターンシップ」を楽しんでます。
大人のインターンシップ@ミモレ編集室・中間報告
ここでちょっと真面目に、この三ヶ月をふりかえってみようと思います。〔ミモレ編集室〕で、わたしはいったいどんな「編集者」体験ができたのでしょうか?せっかくなので、インターン風にご報告してみようとおもいます。
(1)雑誌の企画がどんな風に形になっていくのか、そのプロセスを体験できた
メンバーで出し合ったアイデアを、編集部が企画にして記事になるまで、プロジェクトの一員のような立場で参加しています。プロの手にかかるとこんな風になるんだ!というおどろきもあれば、メンバーのアイディアの豊富さには本当に刺激をもらっています。
(2)ライティングのテクニックを学びつつ、記事を書くプロセスを体験できた
月一のライティング講座に加え、課題をとおして「ライターになったつもり」で記事を書いています。メンバーからのコメントや、編集部からのフィードバックは、まさに宝物!他のメンバーが書いたものを読むのも、楽しく学べるものがたくさんあります。
(3)オンライン・コミュニティに参加して、新しい形のコミュニケーションを体験できた
最初はどんな風になるのかな?と疑心暗鬼だったのですが、ブログを書いたりコメントしたり、スタンプを送ったり。みず知らずの人とも、こんな風にコミュニケーションできるんだ!という発見がありました。
職業体験型エンターテイメントを楽しむ場所
わたしが学生だったころにはインターンシップの制度もなく、職業体験といえばアルバイトぐらいしか選択肢がありませんでした。もちろん子どものころには、キッザニアもまだ登場していません。
大人になったいま、進路を選択するために職業体験をする必要があるか?といえば、ありません。でも、就職のためとか将来のためじゃない、純粋な楽しみのために「大人向けのインターンシップや、キッザニアがあったらいいのに」とときどき思うんです。
それはお仕事系のドラマや漫画を楽しむように、職業体験型エンターテイメントを楽しむ場所。〔ミモレ編集室〕で三ヶ月をすごしてみた今、ようやくわたしはそんな場所をみつけたような気がしています。
えこさん
スイス・ジュネーブに住んでます♪ 好きなのは旅すること、本を読むこと、文章を書くこと、犬と遊ぶこと、花とたわむれること。それからステキだなぁとおもう人を観察するのが大好きです。そうか、、だからミモレが好きなのかも!