スタイリストでミモレコンセプトディレクターの大草直子さんが暑い夏を涼しく過ごすため服選びとスタイリング術を提案します。
つねにマスクをしなくてはいけない今、ヘアスタイルやメイクのバランスもこれまでとは変わってきているようです。大草ディレクターと、今回の企画を担当したヘア&メイクアップアーティストのchiSaさんとともに、新しいバランスを考えてみます。
マスクの時の涼しげアイメイクは
POINT:ベージュ感覚で使うフレッシュなオレンジ
大草:口元はマスクで隠れてしまうので、メイクにポイントをおくとしたら目元。どんなふうにすると涼しげかしら?
chiSa:そうですね。グリーンなど寒色系を使うと清涼感は出ますが、ただ大人世代にはちょっと難しい色。シアーでフレッシュなオレンジはどうでしょう?
大草:そうね、グリーンは私も難しいなと思っちゃう。オレンジならいつも使っているベージュやブラウンの延長で使えて、でも夏らしい目元にできそう!
使ったのはこのアイテム
「今回使用したのは、クリオ プロ アイパレット 04 ストリートブリック。10色パレットのうちの右上のカラーで、透け感のあるオレンジです。そのほかSUQQUデザイニングカラー アイズ124に入っているオレンジもおすすめ」(chiSaさん)
大草さんもマスクメイクで愛用。
皮脂をおさえる「塗るあぶらとり紙」
「塗るあぶらとり紙」と話題の”ムー スキンスムーザー"。つるりとした陶器肌に整えるメイクベースで、気になる部分に塗ると毛穴や凹凸をカバー。ファンデーションの上からも使え、皮脂をおさえてサラサラの仕上がりになるのでメイク直しにも便利な一品。ムー スキンスムーザー[メイクベース]¥3200/m.m.m
マスクの時のヘアは
POINT:結び目の耳と同じ高さにするとバランス◎
大草:マスクをするとどうしても暑いから、髪はまとめたいよね。マスクをするときにいいバランスってあるのかな?
chiSa:ちょうど耳の中心くらいの高さで結ぶと横顔のバランスがいいんです。一度巻いてからまとめると、毛束がふわりと広がって華やかさもプラスされるのでおすすめ。詳しいまとめ方のプロセスを動画で解説しますね。
髪をまとめるプロセスを動画でチェック!
使用したアイテムはこの2つ
毛先のダメージを修復し、ベタつかず髪に潤いを与えるオーガニックオイル。ヘアだけでなく、肌やボディにも使えます。オーセンティック オイル(140ml)¥4400/ダヴィネス
ドライな質感でフォルムをキープするハードスプレー。ミルボン ルビエント スーパーハードスプレー(180g)¥1980(参考価格)/ミルボン
梅雨が明け、本格的な夏が始まりました。過去に配信したこちらの特集では「涼しく過ごすための服の素材や色選び」も解説しているので、ぜひご覧になってみてください。
スタイリング・出演/大草直子
撮影/目黒智子
ヘア&メイク/chiSa(SPEC)
取材・文/幸山梨奈
構成/朏亜希子(編集部)
第1回「暑いから出したいけれど……二の腕は、この夏どうする?」はこちら>>
第2回「清涼感のある素材を楽しむ」はこちら>>
第3回「夏の清涼カラーを着こなす」はこちら>>
第4回「リゾートワンピースを街で着るときの小物選び」はこちら>>
第5回「マスクの時の耳元は何をつける?」はこちら>>
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