「ぽっちゃりサイズでもおしゃれしたい!」という気持ちを満たしてくれるサイズ展開が豊富なユニクロで、ぽっちゃりエディターが購入した7アイテムを紹介します。

 

関連記事
【2020春夏版】おしゃれのプロが「ユニクロの服選び」で気をつけていること>>

ぽっちゃりエディターが着やせ重視で選んだユニクロのワードローブ

商品クレジットは下に掲載。

私がユニクロのアイテムだけで着回そうと購入したのがこちらの7枚です。
川上さんが選んだ7枚を拝見したとき、“とにかく効率よく着回す”という目線でじっくりと選ばれていることに、さすがだなぁと感動しました!

一方私は、着回し力よりも体型カバー力優先でこの7枚を選びました
着回し力を考えるなら、たとえばノースリーブの「コットンノースリーブT」がある方が便利。そうすればジャケットのインナーにもなるし、白シャツのインナーにして、シャツをアウター代わりにカジュアルに着ることもできたと思うんです。もちろん、ノースリーブ一枚で着ても夏らしい着こなしができる。
ですが、自分の体型の中でいちばん出したくない場所が二の腕。普段からノースリーブは絶対に着ないアイテムなんです。だから、今回も入れませんでした。
代わりに、体型カバーをしてくれるシャツを2枚セレクト。

冷房対策としても使えるアウターはカーディガンではなく、コットンのジャケットに。これもやはり体型カバーを意識してのこと。薄手で柔らかいカーディガンは肉感を拾いやすいので、カチッとシャープなラインをつくってくれるジャケットを選びました

全体の色味でも体型カバーを意識しています。ワードローブのベースカラーを、強いコントラストでキリリと見せてくれる白と黒に。白と黒だけだと、同じ印象になりすぎるので、ジャケットを中間色のベージュに、バンドカラーシャツを差し色のピンクに。
 

撮影/中田陽子

一般的に、着回しを重視すると、きれいめにもカジュアルにも着られるワードローブにすると思うのですが、私の場合は、普段からきれいめのスタイルが好きで、カジュアルすぎる服装には手を出しません。かわいらしく甘い印象の服も得意ではなく、辛口なスタイルが好き。仕事の時もプライベートも、いつでもきちんとしていて清潔感のあるスタイルが安心できるんです。だから今回も仕事で使えそうなきれいめなアイテム中心のワードローブにしました

と言いつつも、川上さんの秀逸なワードローブを見たら、私のワードローブはこれでも着回しはでき、自分好みではあるものの“いつも同じ印象”に見えがちになってしまう点はちょっと反省……。
そう思って、もっと印象が変わる着回しを狙うとしたらどうすればよいか、スタイリスト川上さんにアドバイスを仰ぐと、「2枚あるシャツのうちの1枚を、ざっくりしたニットにチェンジする」ことをおすすめしてもらいました。

確かに!そうすればTシャツやワンピースの肩に掛けて印象を変えられるし、ショートパンツと合わせてリラックス系のスタイリングもできます。
今回はざっくりニットを見つけられなかったのですが、今度買い足したいと思います。

では、私の洋服選びに話を戻します。
体型カバーの視点以外にも、私がユニクロで服を買うときに意識していることがあります。それは、ユニクロ ユーのシリーズや人気ブランドとコラボしたアイテムなど、もともとスタイリッシュにデザインされた服に積極的に頼ることです。なぜなら、私はスタイリストさんのように優れたおしゃれセンスをもち合わせていないから。“THEベーシック”な服だけでおしゃれに見せるのはとてもハードルが高いこと。悩んであれこれ試行錯誤して失敗するよりも、手っ取り早く洒落た感じに仕上げくれるアイテムを取り入れる効率のよさを優先しています。

 
  • 1
  • 2