タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載です。

夫婦・親・子どもとの関係や職場の人間関係や自分自身の将来や健康など、人生の第二ステージを前にしたミモレ世代の悩みのタネは尽きません。今回はミモレ読者から寄せられたお悩みをアン ミカさんとともに考えていきます。

夫以外の男性とランニングしたい気持ちに潜むのは?【アン ミカさん】_img0
 

日常の変化を嘆くのではなく、この悩める時間を、これからの人生を前向きに舵取りしていくための準備期間に充ててみませんか?

 

【写真】アン ミカさんの素顔と私生活>>

【恋愛のお悩み】

アン ミカさんこんにちは。いつもこちらのコーナーを楽しく拝見しております。
私は40歳で、今は二人の子どもの子育てをしている専業主婦です。

昨年までは正社員のフルタイムで勤務を続けておりましたが、子育てにおいて子どもに目をかける時間が必要と判断し、主人の仕事も多忙を極めていることから、長年勤務した会社を辞めました。今は子育てと将来に向けて資格取得の勉強中です。

会社を辞めたことで、寂しさや後悔を感じたことはありますが、子育ての時間は貴重ですし、自分のキャリアに関しても限界を感じていたので、準備期間と考えています。
そして同時に、働いてお金を稼ぐことがどれだけ大変かわかっているので十分に養ってくれている主人にも感謝の気持ちでいっぱいです。主人はとても優しく、生活費も十分に与えてくれますのでとても恵まれていると思っています。

ただ、少しときめいてしまう異性ができてしまいました。
その方は独身のようで、資格関係で出会った方です。出会ったのは資格の勉強を始めた1年前です。私が以前からランニングに興味があり、その方はたまたまランニングを本格的にやられている方で、話が盛り上がるのです。先日、その方に「ランニングの始め方、今度お教えしますよ」と言っていただき、内心とても嬉しかったのですが、既婚の私が独身の男性にランニングを教えてもらって良いものでしょうか。

私は今の家庭をとても大事にしたいので、それを壊すようなことはしたくないのです。でも、ときめく異性と趣味を通して関係を持つことは悪くないような気もして悩んでいます。相手の方は私が既婚で子どもがいることも知っています。何人かランニング仲間がいるようです。

今は子育てを通して家族で旅行を楽しんだりしていますが、長い人生、趣味のつながりが必要だなと感じていたところです。趣味を通して異性と関わりを持つことがタブーであるのかないのか。多分、私が少しときめいてしまったことに、問題があると思いますが、この方とどのように関係を続けていくべきか悩んでおります。

家庭を守りつつ、異性と交流を持つ際の大人な対応とはどんなものでしょうか。アン ミカさんは異性のお友達はいますか? 気をつけていることはありますでしょうか。教えていただけると嬉しいです。
(温泉たまごさん・40歳)


踏みとどまってください。あなたはすでに恋しています。


温泉たまごさん、このコーナーをいつも見てくださってありがとうございます。あなたに「1日も早く伝えなくては!」と思い、今回はこのお悩みをピックアップさせていただきました。

なぜなら、あなたはすでに恋をしていると思われるからです。すでにあなたのハートはその名のとおり、温泉たまごのように茹で上がっていて、もしかしたら家庭を壊してしまうかも……とまで、熱中しないかと自分でも気になっている。「ランニングを教えてもらってもいいでしょうか?」というのも私に相談しているのではなく、心がすでに傾いていて、すごく彼のことを好きになってしまいそうで困る、と感じているのではないでしょうか。

新しい趣味を始めることは良いと思いますが、ランニングを通して彼と一緒にいる時間が増えると、ますます好きな気持ちが止まらなくなってしまうのではと心配です。

彼も、純粋な気持ちで「ランニングを教えますよ」と言ってくれているのかもしれませんが、もしかしたらそこにあなたへの好意があることを、あなたも気づいていたりしませんか? もしそこに好意がないのなら、まだランニングを始めていないあなたとランニングを本格的にやっている彼との会話はそんなに盛り上がらないのでは……とも思うのです。それに、もし温泉たまごさんがランニングに興味があるのなら、教えてもらわずともまずは自分で走ってみればいいのです。ランニングを教えてもらうことが彼と会う口実になってはいませんか?

私は今回、温泉たまごさんのことをはっきりと止めたいと思います。
なぜなら、あなたは積極的に資格の勉強をするなど、将来のビジョンをしっかりと考えられる人のはずだから。もし彼と何かあったら、全部失ってしまうかもしれません。これであなたの人生がつまづくのはとても勿体ないと思うのです。

 
  • 1
  • 2