女優も頼るプロの秋冬のマスクメイク「ファンデなし、下地&パウダーの2ステップで」
日に日に肌のつっぱりやごわつきが気になる季節。「マスクによる肌荒れ、エイジングも加速してくると思います。まずは乾燥対策をしっかりおこない、肌の負担を最小限にとどめること」と語るのはヘアメイクアップアーティストの赤松絵利さん。スキンケアのコツは前回も伺いましたが、季節の変化とともに、ベースメイクも変えた方がいいのでしょうか?
「夏に続き、秋も軽めのメイクがおすすめです。ファンデーションを使わないのは同じですが、化粧下地にフェイスパウダーを追加した2ステップで温かみのあるフォギーな肌をつくりましょう」(赤松さん)。
①秋冬のおすすめ化粧下地の上手な選び方・塗り方
「夏から秋は温度や湿度が大きく変わるため、『肌の衣替え』をおすすめします。マスク生活のことも考慮し、今回もファンデーションを使わない肌づくりを提案したいと思います」と赤松さん。秋冬の肌づくりに欠かせない大切なポイントとは?
●色は? 機能は?
「乾燥やエイジングサインが気になる季節は、『スキンケア効果の高い化粧下地』を選ぶことが大切。ベースメイクアイテムのテクノロジー技術は年々進化していて、今では美容液のような化粧下地もたくさん登場しています」(赤松さん)。
もうひとつは『温かみのある肌づくり』を目指すこと。血色感があり、しっとりとなめらかな肌が理想的ですね。くすみやくま、色ムラなどの肌悩みをカバーするため、肌悩みに合わせた色を選ぶこと。おすすめはピンク、ホワイト、ベージュの3色。色選びのポイントはこちらを参考にしてみてください」(赤松さん)。
【ピンク】
くすみや目の下のくまを一掃し、健康的な肌色になるのがピンク。豊富なカラーが揃っているエレガンスのピンクは特に優秀。目の下のくま対策にもおすすめです。
【パールホワイト】
色ムラやくすみ、肌が痩せて見えると悩んでいる方にはパール入りのホワイトを。なかでも江原道の下地はキリッと冴えたホワイトで、光を反射しレフ板のような働きをしてくれます。
【ベージュ】
透明感のあるナチュラルな肌を目指すなら肌色に近いベージュが最適。クレ・ド・ポー ボーテの下地は肌質や肌悩みを選ばず、きれいな仕上がりに。崩れにくいのでファンデなしでも頼れます。
●プロも実践「きれいに塗る方法」
「実は化粧下地やファンデーションにも塗り方のコツがあるんです。これを覚えておくとメイクの仕上がりが格段によくなるし、化粧崩れの心配もありません」と赤松さん。塗り方のポイントは2つ。
1. 大きな面積から塗り始める
額や頬の広い面から塗り始め、フェイスライン・あご・小鼻など細部へ伸ばします。
2. 中央から外に向かって塗る
顔の中心から外へ伸ばして塗ると、自然に立体感が生まれます。フェイスラインやこめかみなどの『縁』部分は、指に残った下地でなじませる程度でOK。
「ゴシゴシ圧をかけて伸ばさないように。目の下や頬の高い位置など気になるところは薬指を使ってポンポンと優しく重ね付けし、最後はハンドプレスしてしっかり定着させましょう」(赤松さん)。
●おすすめの化粧下地5選
「スキンケア機能の高い化粧下地を使わない手はありません。まるで美容液に色をつけただけのようなテクスチャーの良さ、適度なカバー力とツヤ感、キメの整ったしっとりとした仕上がりなど、理想の肌を叶えてくれるアイテムを選びました」(赤松さん)。
<ピンク系>
(左から)キメ・毛穴を整え、ふんわりとフェミニンな肌印象へ。人気カラーのPK100。 エレガンス モデリング カラーアップ ベース SPF25・PA++ 30g ¥4500(税別)/エレガンス コスメティックス
みずみずしいタッチで肌にピタっとフィックス。ほんのりとピンクに色づく01(舞桜)。 雪肌精 みやび モデリング カラー デザイナー SPF25・PA+++ ¥5000(税別・編集部調べ)/コーセー
敏感肌でも使え、美容のプロの間でも愛用者が多い「ピンクのトーンアップUV」。 UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ SPF50+・PA++++ 30mL ¥3400(税別)/ラ ロッシュ ポゼ
<ホワイト&ベージュ系>
(左から)ホイップのような軽いテクスチャー。色ムラやくすみ、毛穴の凹凸をカバーするパールホワイト。 江原道 マイファンスィー メイクアップ カラーベース SPF25・PA++ 25g ¥4000(税別)/Koh Gen Do
小ジワ・くすみなどのエイジングサインをカバーし、潤いのある明るい肌へ。 クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールコレクチュールn SPF25・PA++ 40g ¥6500(税別)/クレ・ド・ポー ボーテ
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