太っている体型をすっきり見せたい。そんな気持ちで日々の着こなしに試行錯誤しているファッションエディター。実は、着やせするには話題の「骨格診断」が使えると発見。コロナ禍ですっかり変わってしまったファッション観も満たしてくれるコーディネートの秘訣を紹介します。
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15年以上前に学んだ骨格診断が、ぽっちゃり体型にこそ効くと実感!
身長164cm、体重は余裕で平均値を超えるぽっちゃりエディターです。
洋服の力でスリムな体型に見せたいというほど図々しい気持ちはありませんが、コーディネートの工夫で少しでもすっきり、そして清潔感のある雰囲気に見せられたらなと試行錯誤しております。
私自身14年前からファッションエディターとして活動していますが、今の職につく前に骨格診断&パーソナルカラー診断のアナリストとしての資格を取得していました。今はエディターの仕事が本業なので人の診断をすることはありませんが、骨格診断の書籍の編集をよく担当しています。
このように長年、骨格診断と付き合ってきて改めて実感したのは、骨格診断を活用することで、着やせができることです。
骨格診断とは?なぜ着やせして見せられるの?
骨格診断では、生まれもった体の質感やラインの特徴から自分の体型をきれいに見せ、自分に似合うデザインや素材を知ることができます。ファッション誌などでは、自分に似合う服が見つかる、あか抜けて見えるということがよく言われていましたが、実は骨格診断は着やせにも大きな効果があるんです。
なぜなら、骨格診断でわかる、自分の体型をきれいに見せてくれるデザインや素材は、自分の体の欠点をカバーし、長所を引き立ててくれるからです。
たとえば、骨格がストレートタイプの人は、体に厚みがあり立体的なボディライン。ギャザーの入ったフレアスカートやピタピタのスキニーデニムはそんな体の特徴を悪目立ちさせてしまうから苦手。余計な装飾のないベーシックでシンプルな服がよいと言われているのは、立体感や存在感のあるボディラインとバランスをとるためです。洋服で引き算しているんですね。
ちなみに、骨格診断を活用すれば、やせすぎた体型を健康的に見せたいという希望も叶います。どんな体型でも、バランスよく見せてくれるんです。
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コロナ禍を通して気づいたこと。おしゃれだけに頑張りすぎなくていい
なぜ今、私が骨格診断をおすすめしたいかというと、コロナ禍でファッションへの価値観が変わってしまったから、ということも大きな理由です。
ファッション業界で働いているということもあり、毎シーズンのトレンドはチェックしていましたし、常におしゃれをアップデートしなきゃという気持ちでいました。
同時に、毎シーズン買い物をたくさんして、ワードローブにたくさんの洋服が並んでいるのに、結局手に取る洋服はほぼいつも同じ。
今回のコロナ禍で、モヤモヤと矛盾した気持ちに、ようやく答えが出ました。
おしゃれは好きだけど、私の人生において大事なのはファッションだけじゃない。ほかのことにも時間をちゃんと取りたい。無駄なお金を使いたくない。洋服にばかり悩んでいたくない。トレンドを追い続けるのではなく、着ていて心地よくて安心できる服がいい。毎日を大切に丁寧に生きていきたい。
私はファッション業界で働いてはいても、そもそもファッションアディクトではないし、最先端のモードなおしゃれを目ざしているわけじゃない。ダサいとは思われたくないけれど、仕事をする相手に感じがよくて、信頼できそうに見えて、清潔感のある、地に足のついたコーディネートをしていたいタイプなんだから、そんなに頑張りすぎなくていい。
洋服は自分が着ていて安心でき、すっきり見えるワンパターンがあればいい!
こんな理由から、骨格診断で自分がすっきり見えるワンパターンな服が見つかれば、そればっかり着ていてもいいじゃん!という思いになったんです。
気持ちが吹っ切れて、骨格診断の基準で自分が納得できるワンパターンコーデを着るようにしてみたら、毎朝コーディネートに悩まないし、太っている自分の体型のコンプレックスをカバーしてくれる(多少かもしれませんが……汗)と実感できるし、無駄な買い物もしなくて済むし、いいこと尽くめ!
では、そんな私が見つけた、骨格タイプに合った私のワンパターンコーデを紹介します。
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