オフィスビルに囲まれた大手町にある星のや東京。ビルの最上階には温泉もある“都心の日本旅館”、いつか泊まってみたい憧れの宿です。そんな星のや東京さんで、本来は宿泊客のみ頂ける秋の新作ディナーを特別に試食させて頂きました!
玄関で片岡さんとパチリ。後ろの框で靴を脱ぐ旅館スタイルにホッとします。奥に広がる畳の香りでリラックスムードに。
到着したのは夕方。ディナーまで少し時間があったので、ロビーで行われていた季節の催しを楽しむ『月見の宴』コーナーへ。江戸型紙を使ったオリジナルのしおりづくりにトライしました!
その他、日本酒の利き比べができる「お月見ラウンジ」も。季節に合わせた催しで、ディナー前もお楽しみがたくさん。しおりづくりを終えて、いよいよダイニングに向かいます!
数々の国際料理コンクールで受賞歴のある浜田統之料理長が作るのは、日本各地から厳選した和の食材とフレンチの技法を組み合わせたコース料理。秋の新メニューは、コロナ禍で注目されている“発酵食品”を取り入れた、発酵食品とフレンチの融合を楽しめるフルコースなんです。フレンチなのに発酵食品、とは前代未聞。まさに未体験の味わいでした。
2品目は、小さな石の上に五味(酸味・塩味・苦味・辛味・甘味)を表現した、見た目にも楽しく芸術的な一皿。このダイニングを代表するお料理のひとつなんだそう。
3品目の魚料理は、金目鯛のパイ包みです。フレンチらしい見た目ですが、どこに発酵食品が入っていると思います……?
実は、鯛と一緒に包まれているまいたけ、付け合わせのお野菜、ソース、すべてにぬか漬けの食材が使われているんです!また、普通のぬか漬けではなく、パンとビールで作ったぬか床で漬けているそうで、酸味が柔らかく、さっぱりとした味わいでした。
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