オフィスビルに囲まれた大手町にある星のや東京。ビルの最上階には温泉もある“都心の日本旅館”、いつか泊まってみたい憧れの宿です。そんな星のや東京さんで、本来は宿泊客のみ頂ける秋の新作ディナーを特別に試食させて頂きました!

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玄関で片岡さんとパチリ。後ろの框で靴を脱ぐ旅館スタイルにホッとします。奥に広がる畳の香りでリラックスムードに。

 


到着したのは夕方。ディナーまで少し時間があったので、ロビーで行われていた季節の催しを楽しむ『月見の宴』コーナーへ。江戸型紙を使ったオリジナルのしおりづくりにトライしました!

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描きたい型紙としおり用の和紙をチョイスします。
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型に合わせて、上からペンで色を付けていきます。絵心の無い私でも塗り絵感覚で楽しめました♪
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左が片岡さん、右が出原作、どちらも可愛いですよね……?和紙ににじんだインクがいい感じです。
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家紋が描かれた型を切り抜いて作るオリジナル行燈も。作った後は、お部屋に持ち帰って楽しめるそう。

その他、日本酒の利き比べができる「お月見ラウンジ」も。季節に合わせた催しで、ディナー前もお楽しみがたくさん。しおりづくりを終えて、いよいよダイニングに向かいます!

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漢字一文字と、食材名のみが書かれたシンプルなお品書きにワクワク。

数々の国際料理コンクールで受賞歴のある浜田統之料理長が作るのは、日本各地から厳選した和の食材とフレンチの技法を組み合わせたコース料理。秋の新メニューは、コロナ禍で注目されている“発酵食品”を取り入れた、発酵食品とフレンチの融合を楽しめるフルコースなんです。フレンチなのに発酵食品、とは前代未聞。まさに未体験の味わいでした。

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1品目は「鮒」=なれずしを使った前菜です。上にかかっているソーテルヌのワインジュレと下に隠れているフロマージュブランと全体を混ぜ合わせて頂きます。乳酸発酵による酸味とワインジュレの甘味でまろやかなお味に。
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お料理に合わせたお酒のペアリングも楽しめるのがこちらのコースの特徴。なれずしが滋賀県の伝統料理ということで、同じく滋賀県の日本酒スパークリングを合わせて頂きました。
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実はなれずし初体験。どんな味なのかドキドキでしたが、とても食べやすかったです。日本酒スパークリングとも相性抜群、お酒好きにはたまりません!


2品目は、小さな石の上に五味(酸味・塩味・苦味・辛味・甘味)を表現した、見た目にも楽しく芸術的な一皿。このダイニングを代表するお料理のひとつなんだそう。

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手前から、しめ鯖とたくあん、ボルシチスープ、さんまとじゃがいものコロッケ、ホタテと海老のメルゲーズ、栗とにしんの赤ワイン煮。ボルシチスープにはお味噌を使用するなど、発酵食品を織り交ぜながら、一品一品手の込んだ味わいです。
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下の石を持って、手でつまんでいただきます。スープが乗った石はほんのり暖かくて……お料理に合わせて石の温度も違ったりと、細部までこだわって作られているのが伝わります。


3品目の魚料理は、金目鯛のパイ包みです。フレンチらしい見た目ですが、どこに発酵食品が入っていると思います……?

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実は、鯛と一緒に包まれているまいたけ、付け合わせのお野菜、ソース、すべてにぬか漬けの食材が使われているんです!また、普通のぬか漬けではなく、パンとビールで作ったぬか床で漬けているそうで、酸味が柔らかく、さっぱりとした味わいでした。

 
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