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毛穴悩みの最新施術は皮膚の治療が得意な女医にお任せ

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マスクで顔半分が隠れる毎日を過ごす今、美容クリニックで施術をする人が急増しているといいます。エイジングが深刻化する40代の肌は、美容クリニックで肌のメンテナンスの適齢期でもあるのです。
美容インフルエンサーでミモレブロガーとしても人気の奥村真理子さんが、美容クリニックの最新施術をレポート。今回はザ ロッポンギ クリニックで毛穴の最新治療・ダーマペンを体験しました。

右・院長の長尾沙也加先生。注入治療や美容皮膚科治療が専門で、コスメコンシェルジュの資格も持っているとか。ミセスジャパン全国大会優勝の経験を生かし、トータル的な美しさを引き出す施術を得意としています。
左・奥村真理子さんは、アパレル会社の取締役。偽りなしの美容情報を発信したインスタグラム(@skinholictokyo)が、フォロワー数4万8千人と大人気に。


今年の夏に開院したばかりのTHE ROPPONGI CLINIC(ザ ロッポンギ クリニック)。院長の長尾沙也加先生は、皮膚科専門で「肌そのものが好き」と言います。
「私自身、これまで美容クリニックの患者だったこともあるので、こんなクリニックがあったらいいなって思いを当院に凝縮しました。あくまでも患者様ファーストを目指しています」(長尾先生)。

 

美容クリニック初心者は「長尾先生のような話しやすい女医さんがいるクリニックがおすすめ」と奥村さん。
「例えば、小さなシミの相談をしたときに、クリニックによっては、気にならないでしょって一蹴されてしまうこともあるんです。でも、長尾先生はどんな小さなシミでも、気になる気になる、取れたらいいねって。
小さな肌悩みも共感してもらえるのが嬉しくて。長尾先生は皮膚の治療についてとくに詳しいので、一緒に悩みを解決してくれそうです」(奥村さん)。

ザ ロッポンギ クリニックは地下鉄の出口から歩いて1分ほど。「私が美容クリニックの患者だった経験から、施術後はなるべく紫外線にあたりたくなくて、駅近物件を探したんですよ」(長尾先生)

「肌の上で茶色に見えるものは一般的にいうとすべてシミになりますよね。シミと言っても医学的にはたくさんの種類があります。
医師はその中で、日光性の色素斑なのか、アザなのか、肝斑みたいに摩擦などによってできたものなのか、もしくは別のものかをきちんと診断して治療をします。シミに悩んでいる方は一度カウンセリングを受けられるといいかもしれません」(長尾先生)。

「美容クリニックで初めて施術してもらったのはシミとりでした。シミがなくなるだけで顔の印象がガラッと変わりました」(奥村さん)。

美容クリニックに通うとき不安なのが費用面。高額に感じる美容クリニックの施術ですが、見方によってはコストパフォーマンスに優れていると奥村さん。
「例えばシミのために1万円の美白美容液を2ヶ月に1度買ったとしたら、年間6万円かけていることになります。エステも同じ。
費用をかけても効果がないとしたら、美容クリニックで施術のほうが実はコスパ的にはいいこともあります」(奥村さん)。

美容クリニックのエキスパートである奥村さんですが、過去には金額の安さでクリニックを選び、失敗したこともあるそう。
「クーポンを使って格安価格で施術できるクリニックに行ってみたんです。別のクリニックでやったことのある施術だったから、あまり深く考えもせずにお願いしました。
ただ、施術後はがっかり。自分が思っているのとは違っていたんです」(奥村さん)。

「私は、医療は一種のサービス業だと思っています。患者さんにより良い治療を受けていただきたいと世界から選びぬいた技術を届け、施術後のアフターケアやフォローまで大切にしています。
施術では、麻酔にこだわったり、針にこだわったり、いい薬を処方したり。また、学会に行って技術鍛錬をし、勉強を重ねています。そうやって日々、研鑽をしていることを安売りはできないんです。
施術それぞれの金額には、きちんとした理由があります。施術の価格が安いからと安易に飛びついてしまうのはおすすめできません」(長尾先生)。

奥村さんも長尾先生の意見に賛同します。
「美容クリニックによっては、先生の診察は一言だけであとはカウンセラーさん任せというところもあります。カウンセラーさんのいうことが医学的に正しいのであれば問題はありませんが、中には売上目的でコース契約を持ちかけられることも。
美容クリニックはあくまでも医療を提供していただく場所と心得て、信頼のできる医師を探すことが先決だと思っています」(奥村さん)。

ザ ロッポンギ クリニックでは、先生やカウンセラーさんに予算の相談もできるとか。
「あらかじめ予算が決まっていたら、その範囲内で何ができるかを提案します。費用面で不安がらずになんでも話してください」(長尾先生)。

奥村さんは自らを“皮膚の変態”と呼び、長尾先生は自らを“皮膚美容オタク”という二人。美容トークで話がつきません。
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