今週月曜日(12日)、キャサリン妃がSNSを通して動画で登場です。
パトロンとなられている自然史博物館で、翌日開催される”ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ジ・イヤー”(今年を代表する自然生物写真家)の発表に先駆け、告知を兼ねたメッセージが公開されました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Duke and Duchess of Cambridge(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 -


本来ならばレッドカーペッドに見合うドレス姿であったはずのキャサリン妃ですが、コロナ禍のバーチャル授与式に向けて選ばれたのは、なんとパンツスーツ!しかもブラックのタキシード!!なんて新鮮!!!

 

身体にフィットしたショート丈のタキシードジャケットは、ぴんと張り出た肩のラインが特徴的で、私予想はアレキサンダー・マックイーンですが、今のところ詳細は不明です。

ロックダウン以来、エリザベス女王が対面での公務を控えられている一方、若きウィリアム王子&キャサリン妃のお役目が増えています。それと同時にキャサリン妃のファッションもフェミニン一辺倒から、シャープで強さを感じさせるスタイルへとシフトしているようです。
それを象徴するのが、まさに今回のタキシードといえるでしょう。

ジャケットのインナーには黒のカットソー。パンツはスリムと、全体のシルエットはやはり細身でボディコンシャスなところはキャサリン妃流ですね。

記憶に新しいところでは、メーガン妃も大好きだったパンツスーツですが、実はそれ以前から、着用されていたのがダイアナ元妃。さすが時代を代表するファッション・アイコンのプリンセスは、時代の先駆者として様々なタキシードスタイルに挑戦されていたのです。


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ダイアナ元妃流のタキシードスタイル
白×黒の上級モノトーンコーデ

写真:Shutterstock/アフロ

ご結婚から3年目となる1984年、ハリー王子を出産された年のダイアナ元妃です。
英国バーミンガムで行われたコンサートに出席された際のファッション。白のジャケット&サイドラインが入った黒のパンツといったこのタキシードは、なんとマーガレット・ハウエル!!当時はこんなマニッシュでフォーマルなものも作っていたんですね〜。

上下の色が異なるジャケット&パンツに、ボウタイやクラッチといった小物も差し色として計算し尽くされた、モノクロ・タキシードスタイルがお見事です。
高身長のダイアナ元妃だからこそ着こなせる上級コーデとも言えますが、若きプリンセスは臆することなく、色々なファッションを試されていたことが分かります。

白の甘辛タキシードコーデ

1985年、イタリアで撮影。写真:Glenn Harvey/Camera Press/アフロ

翌年1985年にも、再び白のタキシードファッションを披露された、24歳のダイアナ元妃です。

こちらは上下、ブラウスともに白でまとめ、ボトムをパンツではなく膝下丈のスカートにアレンジされたスタイル。若々しくクラシックな印象ですね。

アクセントは黒のボウタイ、そしてストッキングや靴も黒で合わせて、甘くなりすぎないよう全体を引き締めていらっしゃいます。
パンツよりも一層着こなしが難しい、膝下スカートとのタキシードスタイル。なのにサラリと着こなされているダイアナ元妃は、やはり凄いですね。

 
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