先週20日、ロンドンの街中に突如キャサリン妃とウィリアム王子のお姿が!
ロックダウンの最中立ち上げられた、写真コンテスト企画。コロナ禍における様々なリアルな瞬間を捉えた写真を国民から募集し、集まった31000枚の中から最終的に選ばれた100枚が、オンライン上でバーチャル・ギャラリーとして公開されています。
それぞれが厳しい状況下で、現実をシェアし合うことで皆が理解しあえたり、勇気づけられるこの企画は、エリザベス女王からもお褒めの言葉として声明が出され、また一つキャサリン妃の自信に繋がったことでしょう。
そんな、見るものの心に訴えかける写真の数々が、ロンドンの街中でも展示されることとなり、その初日にキャサリン妃がいらっしゃったのです。
最新コートは、テーラリングの技が光るシャープでハンサムなデザイン
コロナ禍でZoomを通じての公務も増え、リラックスムードのある洋服や、コスパブランドのお洋服が主流となっていたキャサリン妃でしたが、この日は目に鮮やかな、真っ赤のコートで登場!
きっと私達同様にキャサリン妃だって、そろそろパッと気分を上げてくれるお洋服を着たい!と思われたに違いない!ここ最近とは打って変わって、かなりインパクトの強いお洋服を選ばれました(笑)。
テーラード、ダブルブレスト、マキシ丈と、まさに最近の傾向が詰まったデザインで、キャサリン妃のロイヤルとしての自信が伺えます。
また一方で、ウエストにはやはり絞りが入っていて、シャープに見えても女性らしさも忘れない、といったキャサリン妃のこだわりはかわりません。
中には白のトップスに鉛色のプリーツスカートと、単品コーデで合わされているのも珍しいですね。おうちスタイルの上から、サラッとコートを羽織ったようなスタイルが今の気分にもピッタリではないでしょうか。
全体のカラーも、赤+白+グレー+黒と、ベーシックカラーに赤を引き立たせただけ。こんなコーディネートなら、私たちにも真似がし易いですよね。
メリハリのあるカラーコーデが、洗練された印象にもなっています。
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実は、赤いコートはキャサリン妃にとって秋冬の定番アイテムなんです。 というわけで、最新のものから、歴代キャサリン妃のクローゼットにある赤コートを、一挙ご紹介します。9年の時とともに変化していくキャサリン妃も必見です!
結婚後、最初にワードローブ入りした赤コートは英国OLブランド!
今から9年前、2011年にデンマークを訪問された際に初めてお披露目されたコートがこちらです。英国のOLたちに人気のブランド、L.Kベネットのもの。高さのある折り返しのスタンドカラーに、ボックスシルエットのコートは、アウター感のあるデザインですね。
コートには共布ベルトが付いていますが、同系色の型押しのエナメルベルトに変えてアレンジされたりと、洋服のデザインはプレーンにして、小物で華やかに見せる、というのが当初のキャサリン妃スタイルでした。それも、長く使えて着回しが効く洋服を、とお考えになっていたからでしょう。
年齢を問わず長く着れるデザインに、黒のクラッチにブーツと、寒い冬に参考になるスタイルですね。
ダイアナ妃への憧れ?80’sテイストのコートは7年前から愛用のアルマーニ!
これは2013年、ジョージ王子を妊娠中のキャサリン妃です。
大きめのトライアングラーに、ボディコンシャスなシルエットが、生前のダイアナ元妃愛用のコートとも似ているこちらは、なんとジョルジオ・アルマーニのデザイン。
実は、まだ結婚前の2006年に初めて着用されたコートなんです。それから7年後、プリンセスとなられてからも愛用されました。
鮮やかなカラーに、襟の形、シルエットなど、全体的にデザイン性があるこのコートには、黒のトップス+ブーツと、シンプルなものでコーディネートをされているところが流石、よくお分りですね。
時代性を感じるこちらのコートは、流石にこれ以降、着用されていないご様子ですが、でもいつかひょっこり着回されるかも?物持ちの良いキャサリン妃ならあり得そうです。
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素材が光る、当時注目の英国人デザイナー、ジョナサン・サンダースを採用
翌年(2014年)には、赤のグラデーションとボーダーが効いたコートを新たにお披露目されました。小さな襟付きでシングル、細身でフィット&フレアーの原型とも言えるシルエットがエレガントで、ロイヤルらしさが感じられますね。
デザイン自体はシンプルですが、色と素材で華やかさを出したコートがお似合いです。中には、同系色の無地のワンピースを着用されており、現在まで続く、フェミニンでプリンセスらしいスタイルはこの頃から作られました。
コート単体で完成されたデザインの場合、コーディネートは、キャサリン妃のように同系色でまとめた方が派手になりません。また小物も強い色ではなく、存在感を消してくれるヌーディーな色を選ぶと上品に見えます。ただし極寒の冬には例外で、黒などのダークな色も馴染むでしょう。
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