2019年には約87.5億円を稼いだビヨンセは、世界でもっとも成功しているセレブリティのひとり。そんなビヨンセが、今回、新型コロナウイルスのロックダウンにより、人生で初めてスローダウンすることを覚え、ストレスとうまく付き合うためのルーティーンを日々心がけていることを、英国版VOGUEのインタビューで語っていました。
そのルーティンとは、「1日5分、バスタブの中でゆっくり入浴すること」。何とも地味で意外に思える内容だけれど、「今年、私は初めて動かないでじっとしていた。どこにも行けないときに何をするか? 私は毎日バスタブに5分間浸かる時間を作るように努力したわ」。
コロナ禍に5分間入浴する時間を確保する余裕もないくらいに忙しいのが、年収90億円近く稼ぎながら3人の子供を育てるワーキングマザーの日常ということなのでしょうか。
ほかにもビヨンセが心がけている、4つのルールをご紹介したいと思います。
1.自分の持つ肌を愛する:「男女問わず、自分の生まれ持ったボディを愛することは重要だと思う。最初の子供を産んだ後、私は世間の価値観を信じて、数ヶ月で出産前の体型に戻れるようにハードなダイエットをしてツアーまで敢行したけど、今思えばクレイジーなことだったわ」とビヨンセ。他人の“こうあるべき”という固定観念に振り回されたりせず、あるがままの自分を愛する。最近よく聞く「セルフラブ」という言葉にも繋がる精神ですよね。
2.チャンスを掴む:「私の母は、想像力こそが夢の実現への第一歩だと教えてくれたわ」。チャンスが来たら躊躇せずに掴む。そして掴めるように準備を整えておくことは成功するために最も必要なこと。
3.自分のパワーを知る:常に女性をエンパワーする存在であるビヨンセ。「成熟すればするほど、自分の真価を理解するようになったわ。私は自分の仕事と遺産をコントロールしなければならないの。私のファンに対して直接、正直に話せるようでありたいから。私たちは皆、自分で思う以上のパワーを秘めているわ」。
4.自分自身に賭ける:2020年度の大学卒業生たちに向けたスピーチで、「一歩踏み出すことが、自分をみつけることに最も役立つこと。私はその一歩を踏み出すことと自分の可能性に賭けることがどれだけ難しいかを知っているわ」と語っていた彼女。才能溢れるビヨンセでさえも、「かなり前に会社を立ち上げたときは、いくつかの難しいターニングポイントを選ばなければならなかった。私は自分がその準備ができていると信じ、成功に必要なツールは今まで両親やメンターたちからすでに与えられると思った上で、自分に賭けなければならなかったの」と過去を振り返っています。
残すところ2ヶ月となった2020年。未来を変えるために一歩踏み出すとしたら、あなたは何から始めますか?
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