SHIHOです。前回、みなさんにお話をさせて頂いたハワイ伝承の問題解決法『ホ・オポノポノ』。中でも一番有名な問題解決のツールは
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています
この4つの言葉です。私はいつも瞑想の前や、何かうまく進まないことがあると、この4つの言葉を唱えています。すると、不思議と悩んでいた問題に対して違う見方ができたり、気持ちが軽くなるのです。ホ・オポノポノは浄化の作用がとても高いと感じていて、このすばらしい問題解決法「ホ・オポノポノ」をみなさんに紹介したいと、ずっと思っていました。
そしてとうとう今回、「ホ・オポノポノ」の創始者・故モーナ・ナラマク・シメオナ女史の一番弟子であるKR女史との対談が実現しました!
どうして4つの言葉を唱えるだけで問題解決が始まるのか、や、ホ・オポノポノと瞑想についてなど、聞きたいことは山ほどあって(笑)、この日をずっととても楽しみにしていました。まずは、以前ご一緒に瞑想をさせて頂いたことについて(前回記事参照)、お伺いしてみました。
SHIHO ずっと以前から、日本のみなさんに「ホ・オポノポノ」とKRさんのことを紹介したかったので、今日対談が叶ったことがとてもうれしいです。初めてお会いした日のことを覚えていますか? テレビの取材でしたが、夕暮れに海の目の前で一緒に瞑想をして頂いたあの日のことは忘れられない思い出なんです。
KR もちろん。自分が瞑想をする姿を映像で見たことがなかったので(笑)、とても印象的でした。
SHIHO あのときはホ・オポノポノの詩を唱えて頂きながら瞑想をしたんですが、涙があふれて止まらなくて……。自分が浄化されていくのを感じられた、とても不思議な体験でした。そのとき、ホ・オポノポノと瞑想は同じもの?違うもの?と疑問に思ったんですが。
KR 瞑想とホ・オポノポノは違うものです。ホ・オポノポノは本当の自分とつながるためのひとつの道具(ツール)。ホ・オポノポノで自分とつながったうえで、瞑想をすることができます。私自身もホ・オポノポノで自分とつながった後で、瞑想をしています。
SHIHO その「自分とつながる」という感覚よくわかります! ホ・オポノポノをすると瞑想の深まり方だけでなく、仕事や人とのつながり方もすごく変わるのを感じるんです。
KR ホ・オポノポノをすることで自分とつながることができる、という表現はSHIHOさんの言葉から教わったんですよ。SHIHOさんは、表現がとても上手で、とてもクリアな人だなと思います。
SHIHO ありがとうございます! それはホ・オポノポノおかげかも(笑)。私もそうですが、誰でも周りの感情に振り回されがちです。そのときに「ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています」という4つの言葉をくり返すことで、不透明だった問題がどんどんクリアになっていくのがわかります。
KR そうです。ホ・オポノポノは感情や問題をクリアにするクリーニングツールなんです。
KRさんのホ・オポノポノとの奇跡の出会い
SHIHO ホ・オポノポノを実践すると、不思議と自分がクリアになっていくのを感じることができるんです。そこから瞑想すると集中しやすくなるし、仕事やプライベートでも、いろいろなシーンで目的に集中できるようになりました。KRさんもホ・オポノポノに出合う前と後では変わったことはありますか?
KR 私がホ・オポノポノと出合ったのはもう40年以上前で、19歳前後の頃。ティーンエイジャーですから、まだまだ成長している過程で、もちろん何が瞑想で、何がホ・オポノポノか、全くわかっていませんでした。そんなときに、ホ・オポノポノの創始者であるモーナさんと出会ったんです。
SHIHO モーナさんと初めて会ったきっかけは?
KR それがちょっと変な話なんですが、ハワイに来たとき、モーナさんのもとでボディワークをしていた女性とたまたますれちがったんです。そのとき彼女から突然「あなたはある女性に会うべきよ」と言われました。普通なら「え?」と疑問に思うんですが、なぜかそのときは議論の余地なく、会うのが当然のように会うことになったんです。
SHIHO それが一生の出会いの始まりなんですね! はじめて会ったときの印象はどうだったんですか?
KR 言葉で表すのは難しいですね。彼女がただそこにいるという存在を強く感じた感覚だけが残りました。そんな体験ははじめてでした。
SHIHO その出会いをきっかけに、モーナさんからホ・オポノポノを伝授されることになったんですか?
KR すでにモーナさんは有名なヒーラーで、世界中から著名な方々が集まってきていました。その頃、モーナさんはホ・オポノポノのヒーリングと同時に、ボディワークとしてマッサージをしながら浄化する方法も行っていて、ハワイ政府から依頼されて、ロイヤルハワイアンホテルに彼女のサロンがあったんですね。私もそれを見て学びたいと思って、彼女のそばについてボディワークを学ぶ中で、休憩中に瞑想を一緒にするようになりました。いつも瞑想をしたのが、ロイヤルハワイアンホテルのバニヤンツリーのある中庭です。
SHIHO そこ、わかります! いつ行っても中庭の風が気持ちいいですよね。最高のスピリチュアルスポット。
KR その頃はショッピングセンターがなくて、もっと広けた場所だったんですよ。
SHIHO KRさんはそれまで瞑想をしたことはあったんですか?
KR 習ったことはなかったのですが、誰でも静かな時間を自分の中に持つこと自体が瞑想だと思うので、小さな頃から自然にやっていたとは思います。人と一緒に誘導されながら瞑想をしたのは、モーナさんとが初めての体験でした。
SHIHO そのときからホ・オポノポノと、瞑想は別のものだったんですか?
KR その頃はホ・オポノポノの本もなかったですし、マニュアルなど文字に起こしたものが何もない状態で。ホ・オポノポノのエッセンスは、すべてモーナさんの直感に中にあったんですね。彼女がインスピレーションを感じて、それを言葉として表現する瞬間に立ち会うことができました。文字で読んで頭で理解するのではなく、モーナさんの直感によって生まれるクリーニング法を実践しながらホ・オポノポノを学んでいくことができました。
ですから瞑想=ホ・オポノポノではありません。モーナさんが瞑想を通して、得られた直感を多くの方が理解できるように言葉として形作られていったものがホ・オポノポノといえるかもしれません。
SHIHO 難しいけど、とても物事の真実をつくような深さを感じます。
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