SHIHOさんとホ・オポノポノ第一人者のKR女史さんとの対談第二弾です。
ホ・オポノポノとは、ハワイに伝わる問題解決法。ホ・オポノポノでは、人が思うように生きられないのは、潜在意識の中にある記憶が邪魔をしているからと考えています。ですから、私たちが望んだとおりになるためには、潜在意識の記憶を手放す必要があるのです。その記憶を消す方法が「クリーニング」。クリーニングは、クリーニングツールとよばれることばやイメージ、食べ物を使って行います。その代表的なツールのひとつが前回の対談にも登場した「ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています」の4つのことば。このことばを口に出したり、心の中で唱えるだけで、潜在意識が持つ記憶のクリーニングが始まって、不思議とどんどん問題解決がされていくというのがホ・オポノポノなのです。
クリーニングツールは、ほかにも「アイスブルー」ということばや、植物を触ったり、いちごを食べることなど、私たちの身近なところにたくさんあります。
今回はさらに具体的に、KRさんが実際に行っているホ・オポノポノの実践法についてお話を伺いました。
電話にホ・オポノポノステッカーを貼ってトラブル回避
SHIHO 私は特にホ・オポノポノを瞑想前にとり入れているんですが、KRさんはどのようにホ・オポノポノを実践されていますか?
KR 朝起きて、顔を洗う洗面台の鏡に、クリーニングツールのひとつである「アイスブルー」という言葉を貼っています。朝、それを見た瞬間からクリーニングをはじめていますね。
SHIHO それはいいアイディア! 朝からどんどんクリーニング!
KR ほかにもありますよ。仕事の電話はトラブルが起きやすいので、電話にはクリーニングの言葉「アイスブルー」や「アイラブユー」とステッカーに書いて電話に貼ってあります。クリーニングをしてから電話するようにしているんです。40年以上もホ・オポノポノを続けている私でも、クリーニングすることを忘れてしまいます。だから、ホ・オポノポノを忘れないようにいろいろ工夫をして、クリーニングをするきっかけを増やしているんですよ。
SHIHO ステッカーいいですね!
KR 頭で考えて判断したことやその場の感情で会話をしてしまうと、仕事でもプライベートでもトラブルになることが少なくありません。トラブルになる前にクリーニングできれば、それを避けることができたでしょう。ですからホ・オポノポノを忘れないようにステッカーを貼りました。
ほかにもクリーニングの言葉を書いた紙をジーンズのポケットに入れておいて、普段何気なくポケットに手を入れて紙が触れた瞬間に、クリーニングをしています。これもとてもよい方法ですよ。
SHIHO 理由がなくてもクリーニングしてもいいんですね。思い立ったときがクリーニングのチャンスということですか?
KR そうです。私にとってのホ・オポノポノはパーソナルトリートメント法。自分を大切に扱うためのツールです。例えば、リラックスしたいときに温かいお茶を飲んだり、好きな香りをかいだり、みなさんにもいろいろな方法があると思います。ホ・オポノポノとはまさにそれと同じもの。ふと思い出したときに、自分をケアするためにホ・オポノポノをすることで、同時に問題を解決できたり、ネガティブな感情を消去することもできます。
SHIHO 自分を大切に扱ってあげるためのツールっていい!
KR そうですね。だからまずは考える前に、やってみてほしいんです。今日、家族とごはんを食べるときや、誰かとの会話の途中でも、自分のためにクリーニングをしてみてください。4つの言葉を唱えて、すぐに変化があっても、なくてもいいんです。でもあってもなくても、変化が起こるかもしれないという気持ちで観察していると、空気が変わるのがわかることがありますから。
SHIHO 私、実はトレーニングでなわとびをするときに唱えています(笑)。なわとびをするとしんどくて途中でやめたくなるのだけど、そのとき唱えると疲れないの(笑)。ホ・オポノポノの言葉を唱えていると、つらいとか、あと何回とか考えなくなって、ただ動いていることに集中する感じ。だから疲れにくくなるですよね。
KR それはすごくいいですね! 完璧な使い方です(笑)。
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