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【いとうあさこが女神化】大人の自然な色気をメイクで解放!

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前回、ご自身へのインタビュー、そしてプライベートでも仲のいい、イモトアヤコさんへのインタビューで見えてきた「本当のいとうあさこ」。今回は、『ディファインメイクで自分の顔を好きになる』(講談社刊)の著者であるメイクアップアーティスト、水野未和子さんがいとうさんのパーソナリティや魅力を深掘りし、メイクアップでディファインします。ディファインメイクとは、コンプレックスやエイジングをカバーするためでなく、誰かのようにカモフラージュするためでもない、自分自身の延長線上にある唯一無二の美しさを「ディファイン」する(明確に際立たせる)ためのメイク。今までの人生、ほぼノーメイクで過ごしているというあさこさん、ディファインメイクで引き出される内面の魅力とは……?

メイク道具を持っていない!?いとうあさこさんの普段のメイクとは

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前回のインタビューで「何の化粧道具も持っていない」と明かしてくれたあさこさん。生まれつき肌の「才能」があるのか、ツヤやハリに満ちたヘルシーな肌が印象的。

プライベートはもちろんノーメイク、テレビに出るときでさえ、アイラインを入れるだけ。眉は「いじり方」がわからない、髪は常に「1本結び」……。

 

「「化粧品、買ったことはありますよ。遡れば、中学2年生のころ、松田聖子さんの『Rock’n Rouge』がキャンペーンソングだったCMの口紅がどうしても欲しくて、お小遣いを貯め、学校帰りにお店に立ち寄って『ピュアピュアリップをください』と買ったのが最初。また、高校を卒業する間際に、お金がないのにもかかわらず、今井美樹さんの『彼女とTIP ON DUO』がキャンペーンソングだったCMを見て、綺麗なブラウン系のアイシャドウを買ったこともありましたね。でも、どちらも使わなかった。あれっ、もしかして私、音楽に反応してただけなのかな(笑)?

そうそう、30歳を過ぎて、いい大人になってから、酔っぱらって、無意識のうちにコンビニでアイシャドウを4つ揃えた経験も。朝、目が覚めたら、ブラウン系、グレー系、ブルー系、グリーン系と全パターンすべて買っていて、自分でもびっくり(笑)。たぶん、メイクをしたいわけじゃない。絵具とか色鉛筆とかと同じように、芸術を見るような感覚。『観賞用』なんでしょうね、きっと」(あさこさん)

仕事でもデートでも、今までの人生で「メイクをする」必要性がなかったのだとあさこさんは言います。
「あっ、そうだ。ある有名ホテルでアルバイトをしたときに、さすがにきちんとしなくちゃとデパートカウンターで化粧品を買ったんですけど……、なんか肌に合わず、バーッと荒れてしまって、メイクをしたのは、結局その一回きりでした(笑)」