美肌菌に着目したランコムの美容液「ジェネフィック アドバンスト N」が大ヒットしたり、「美肌菌」にはたらきかけて肌を整える資生堂 dプログラムの化粧水が発売されたり……と、「美肌菌」を育てるコスメが注目を集めています。さらに最近は、もっと様々な角度から美肌菌にアプローチするアイテムが続々登場!「育菌」するクレンジグや美顔器など、ユニークなアイテムをご紹介します。
 

そもそも「美肌菌」って何?


私たちの肌には約300種類の皮膚常在菌がいるのですが、この常在菌のバランスが整うことで、肌表面は弱酸性に保たれ、様々な病原菌がからだの中に入ってくるのを防いでいます。なかでも表皮ブドウ球菌をはじめとする「美肌菌」と呼ばれるものは、肌に潤いを与える成分も産生してくれるんだそうです。

つまり、バリア機能を高めて肌を健康に保ち、潤いに満ちた状態にするには「美肌菌」が欠かせないということ。それが分かったところで、さっそく注目のアイテムを見ていきましょう!


<デュオ>
落とすケアで「育菌」する

デュオのスターアイテム「クレンジングバーム」のなかでも、敏感肌向けのこの製品には、汚れの吸着効果が高いとうもろこしエキスが配合されています。じつはこのエキス、美肌菌の活性化もサポートするそうで、肌の常在菌バランスを調整してストレスに対する肌耐性を向上させます。毎日のクレンジングで肌が強くなるのは嬉しいですね。

さらに敏感肌向けだけあり、低刺激をキープしながらバリア機能を高めるためのこだわりが満載。毛穴よりも小さい2種類のカプセルが、肌に負担をかけずにメイクや汚れを落とします。抗炎症成分や、外的ストレス・洗顔中の刺激から守ってくれる成分もイン。年明けには「敏感ライン」として敏感肌向けコスメがライン展開される予定で、これからますます注目されそうです!
 

 


<ウカ>
乳酸菌入りのボディソープでもっちり肌に!

ボディウォッシュ アミュレット 300mL ¥2500/uka Tokyo head office

このボディウォッシュで注目したい成分は、乳酸菌(ラ・フローラ EC-12)。これが美肌菌のエサとなって菌が育ち、キメの整った潤う肌へと導きます。またpH値5.7の弱酸性で、きちんと洗いながら、乳酸菌を入れることで常在菌をサポート。そのため、デリケートゾーンにも安心して使えるのもポイントです。

この製品を開発するうえで、乳酸菌を入れると泡立ちが悪くなることが課題だったそうですが、完成品はそんな苦労があったとは思えないほどしっかり泡立ちます! ティーツリーやレモンなどの爽やかな香りに包まれながら、至福のバスタイムを過ごしてください。


<ヤーマン>
美肌菌が喜ぶ温度と湿度を作る

フォトスチーマー ¥72000/ヤーマン

「普段、皮脂や汗をエサとしている美肌菌が棲みやすい環境を作る」という視点に着目したのが、こちらのフォトスチーマー。赤・橙色LED×温スチーム、青・緑色LED×冷ミストを浴び、美肌菌を育てます。

浴びるだけのケアで摩擦を防ぎながら保湿することは、美肌菌が力を発揮しやすい環境作りに繋がります。また、温スチームで肌温度を40度以上にして発汗を促すこと、冷ミストで化粧水の浸透を高めること、LEDで細胞を活性させることが、美肌菌にとってはとても大切なんだそう。

ちなみにLEDの色は、大まかには、赤色がコラーゲン産生や細胞活性を促すなどアンチエイジングによいとされ、青色がアクネ菌を破壊してにきびを沈静化し、肌のキメを整えると言われています。

この一連の流れを実際にやってみるとこんな感じ。

 

水をセットし、モードを選択すると、LEDが赤&橙色になり、すぐに蒸気がモクモクと出てきました……! 少し熱いくらいの蒸気が気持ちいい〜。LED自体は、温度変化がありません。

 

続いて青&緑のLEDと、事前にセットしておいた手持ちの化粧水を冷ミストで浴びます。どう頑張っても写真にミストが写らなかったんですが、実際には細かいミストが出てきます……。

 

そして最後にLED4色を同時照射してみました。写真が全色点灯している状態です(こちらは温スチームや冷ミストは出ません)。

自宅でフォトフェイシャルとスチームケアが同時にできるなんて贅沢ですよね!
 

楽しみながら取り入れて!


このように、「美肌菌」にアプローチする方法が色々あると、自分に合ったものを取り入れることができます。気になるものがあったら、ぜひ試してみてください!


お問い合わせ先/
プレミアアンチエイジング tel. 0120-557-020
uka Tokyo head office tel. 03-5843-0429
ヤーマン tel. 0120-776-282


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