『飽きる勇気 好きな２割にフォーカスする方法』をもう読んで頂きましたでしょうか。先日は５媒体から取材を受けたのですが、主婦雑誌、ミドルエイジファッション誌、ネットニュース、幼児誌、20代OL向けファッション誌とバラエティに富んでいて、本当に面白かったです。
取材中に「大草さん、やっぱり私これ20代のときに読みたかったですよ」と言ったら大草さん本人も「私もだよー（笑）」と。インスタグラムのダイレクトメッセージにはいろんな世代の方から感想コメントが寄せられているようで「ラクになりました、ありがとうございましたって。こんなに本の感想メッセージが来るのは初めて」とご本人も驚いている様子です。
実は私もこの本に関わったことで救われた一人。ゲラの段階から繰り返し読んだり、人に話しているうちに、だんだん自分自身の血肉になっていかされている言葉がいくつかあります。その一つが
８割は平均点以下でいい
ということです。タスク管理、契約書や経費精算と承認作業、ExcelやPowerPointも、本当に得意じゃない、いやすごーく苦手なので、関連部署から不備を指摘されることがしばしば（汗）。でも大丈夫。
好きな２割だけできていれば！
この言葉は本当に私をラクにしました。そう。すべてが完璧にできる必要はないんです。逆に好きな２割を研ぎ澄ませていかなければ、という気にもなりました。
ちなみに私、家事も全般的に得意じゃありません（笑）。
いまこの原稿を書いている間（日曜日の午前中）も、家事サービスの方がきて、家中掃除してくださっています。
私が自分で掃除するよりも圧倒的にキレイになりますし（特に水回りと玄関！）、おかげで家族と映画を観に行ったり公園に行ったりできるんですよね。ミモレでも家事代行サービスのご紹介をしていますので、まだ頼んだことがない方は年末年始だけでもぜひ一度頼んでみてほしい！と思うほどです。
先週はこちらのヴィーガンキットになっていた、料理家でライフスタイルナビゲーター杉山絵美さん監修の「濃厚トマトシチュー」を作りました（写真上）。
杉山さんは誰もが知っているハイエンドなインポートブランドのプレスを経て、「マリ・クレール スタイル」でのおもてなし料理連載でも活躍されています。ファッションから料理・ライフスタイルへ、と本来やりたかったことに思い切ってフォーカスされていくさまも、素敵だなあと思って拝見していました。
杉山さんが提案されているレシピはいつも「忙しい人のための、簡単で早くできて、おしゃれでヘルシーな料理」。それを食材と調味料が入ったキットでより簡単に作れるというのは本当にありがたい。トマトとアーモンドミルクで作るシチュー、美味しかったなあ。今度作るときは、すりおろし生姜とカレー粉を入れて、トマトクリームカレーにしてみよう。そして、いま見たら２人前1510円になってる（笑）！OisixとPurple Carrotコラボの週１ヴィーガンコース、おしゃれで美味しくハズレがないので、とてもおすすめですよ。
繰り返しますが、８割は平均点以下でもいいんです。
自分を責めずに、頼れるものには頼って、好きなこと、得意なことを掘り下げていく方がうまくいく。本当にそう思います。
3