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「オールドイングランド広尾店」がオープン！新コンセプトの旗艦店で探す、着映え色コート

2020.12.15

有田麻奈美

「オールドイングランド」が⽇本に上陸したのは1990年。いまから30年も前のこと。英国の正統派スタイルにフランスのさりげなさを加えたフレンチトラッド・スタイルは、上質な素材ときれいな⾊が特徴。知的な大人のワードローブとして、いまも愛されています。

本国で「オールドイングランド」がスタートしたのは、1867年のフランス・パリ。キャプシーヌ通りとヴォルネイ通りの⾓に1号店が誕⽣したのですが、当時はファッションに限らず⽣活全般をコーディネートできる品揃えで、パリのみならず世界でも唯⼀の形態は、セレクトショップの走りとも言えるもの。150年以上も前のことというから、その新しい感覚には驚きます。

2020年11月、東京・広尾にオープンした「オールドイングランド広尾店」では、メンズ＆レディスのオリジナルコレクションに加えて、ブランドセレクトのインポートアイテムも揃えて、創業当時を思わせるコンセプトに原点回帰。“時代を超えて、良質を追求する”ブランドの世界観が、しっかりと伝わる旗艦店を早速、のぞいてみましょう！

メンズとレディスの垣根なく上質なファッションに親しめる旗艦店。広尾店のコンセプトは「東京で感じるパリ」。150年超のブランドの歴史を⼤切にしながら、現代のパリのムードを感じられる要素を店内の随所に施しています。

⾃然光が差し込む広々としたバーカウンターは、メンズのスーツをオーダーする際にくつろぐ場としてはもちろん、コミュニケーションスペースとしても活⽤。カッシーナによるピエール・ジャンヌレのオマージュ「キャピトルコンプレックス」コレクションのチェアや、マイケル・アナスタシアデスのモダンな照明など、インテリアはデザイナー⾃らが、こだわってセレクト。

ウィンドーディスプレイには、パリを拠点に活動する若⼿アーティスト・ニコラ咲菜恵⽒とコラボレーションした作品を展開。東京にいながら、パリの空気を感じられます。ニコラさんは、1992年フランス⽣まれ。建築家・アーティストとしてエルメスの仕事に携わり、2019年にはエルメス本店のウィンドーディスプレイも⼿がけた注⽬アーティスト。

店内には「オールドイングランド」を象徴するアイテム「ダッフルコート」をはじめとしたコレクションがゆったりと配置されてます。加えて、ジョンストンズやバブアー、タンピコといったインポートブランドのウェア・ファッション⼩物に、パリで買い付けたヴィンテージジュエリー、さらにリコーヌのマルセイユ⽯鹸まで、バラエティ豊富な品揃え。

どんどん寒さが厳しくなってきました！！　これらかの季節のおすすめは、やはりコート。人気の3型をチェックしましょう！

カラーダッフルコートもカシミヤで

軽くてあたたかくてしなやかなダッフルコートです。上質なカシミヤ100 ％の素材は着心地も極上。ブランドらしいすっきりしたシルエットもポイント。雅子皇后陛下がよくお召しになっている“ロイヤルブルー”は、ダッフルコートでは珍しいカラーリング。鮮やかながら、とても気品があります。カシミヤダッフルコート ¥220000

カラーコートは上質な着心地

コート地として、人気のアンゴラビーバー素材を使用したダブルボタンのレディス用コート。ハッとするほど美しいミントグリーンは、斜めになったスラントポケットがシャープな印象。襟も少し大きめにデザインされていて、顔周りを華やかに仕上げます。こちらも軽い着心地が特徴です。ダブルボタンコート　¥120000

メンズも白ダッフルが好評

メンズ、レディースそれぞれに展開しているブランドのシグネチャーでもあるウールのダッフルコート。カラー展開が豊富なのですが、今年は男性にもホワイトが特に好評。カジュアル派の女性も、この素敵さは見逃せないでしょう。ジョシュア・エリス社のトリプルパイル⽣地を使⽤した、とても暖かい１着です。メンズダッフルコート ¥160000