〔ミモレ編集室〕からこんにちは。
建築巡りが大好き!元・図書館司書の悠といいます。
休日はいつも、運動がてら、てくてく歩いては建物を見て回っています。

そんな私、今、ひそかにジワジワと建築ブームが来ているような気がしてならないのです。

▼今年放送していたドラマ「名建築で昼食を」


インスタグラムでも「#建築巡り」のハッシュタグで、様々な写真を見かけるようになりました。
なんて嬉しいこと!

観光名所になっている建築ももちろん素敵なのですが、今回は敢えて、オフィスビルを取り上げたいと思っています。

美しい。お洒落。最先端と懐かしさ…

仕事の場であるオフィスビルにも、沢山の魅力があるのです。


建築の専門家でもない私が、つい心をときめかせてしまうオフィスビル。そのときめきポイントをお伝えします。


【元祖オフィスビル】


まずはオフィスビルの歴史を感じてみたいと思います。

この写真はいつ、どこの街を写したものでしょうか…?

写真:丸の内 馬場先通り 都立中央図書館所蔵

実は、明治維新後の日本で初めてオフィスビルが出来た場所、丸の内なのです。

 


イギリスから来た建築家ジョサイア・コンドルの手により、赤煉瓦のオフィスビルがいくつも作られ、この一帯は「一丁倫敦」と呼ばれていました。
外国のような美しい街並みです。

ところでこの建物、どこかで見覚えがありませんか?

実は一度解体された赤煉瓦街ですが、その一角は2009年に復活。
翌年には、三菱一号館美術館として新たな出発を遂げているのです。


品のあるお洒落な外観は、多くのファッション誌で撮影スポットとしても使われています。 見たことある!という方も多いのではないでしょうか。

そう、実はオフィスビルって、時代の最先端を行くお洒落な場所なんです。

 
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