20代から50代まで幅広い世代に人気のヘア&メイク長井かおりさんの新刊『時間がなくても、大丈夫! 10分で“いい感じ”の自分になる』(扶桑社)より、シーン別&悩み別のメイクとヘアアレンジ方法をご紹介します。
今回はもはや日常となった「マスクメイク」。おしゃれに差がつく目元のメイクテクニックとは?
長井かおり
ヘア&メイクアップアーティスト。
雑誌・広告・映像でモデルや女優のヘアメイクを手がけるほか、女性誌でメイク連載を多数抱える。自主開催の「パーソナルメイクトレーニング」は、募集を開始すると即予約定員数に達することから、“日本一予約の取れない“メイクレッスンとして話題に。著者累計は現在25万部を突破。
乾かず、くずれないベースと引力のある目元がカギ
マスクをつけていると肌が乾燥したり、メイクがくずれてしまったりという問題が起こりますよね。そこでベースメイクは、みずみずしくて保湿効果が高いクッションファンデを使い、マスクで蒸れてしまう部分をフェイスパウダーで「地固め」するのがおすすめです。
マスクをしていても見える目元は、速乾性&落ちにくいクレヨンアイカラーで囲みます。アイラインがなくても目ヂカラがアップして印象的に!
ステップ①
クッションファンデを美肌ゾーン中心に盛る
クッションファンデをスポンジで軽くたたきながら、顔全体に広げます。肌をいちばん美しく見せたい、マスクからのぞく「美肌ゾーン」(=頬の上の部分、目頭下〜頬骨上のあたり)は厚めに盛り、それ以外は薄く塗って。
<使ったアイテム>
ステップ②
フェイスパウダーをギュッとのせてくずれを防止
マスクでおおわれる部分は湿気でくずれやすいので、フェイスパウダーをパフでギュッギュッと押し込むようにして「地固め」を。チークを塗る場合は、上からパウダーチークを重ねます。
<使ったアイテム>
ステップ③
クレヨンアイカラーで囲み目メイクを
目元におしゃれなインパクトを与えるカーキのクレヨンアイカラーを、目頭〜目尻〜下まぶたのキワ3分の1までグルリと囲むようにして入れ、指でラインをなぞって自然になじませます。
<使ったアイテム>
これでマスクをつけていても、目元で人と差をつけられるフレッシュなメイクが完成! マスクをふいに外したときのために、リップも忘れずに塗っておきましょう。ティントタイプだと、落ちにくくておすすめですよ!
<新刊紹介>
『時間がなくても、大丈夫! 10分で“いい感じ”の自分になる』
¥1500/扶桑社
仕事に家事に育児に……と毎日忙しい人のために、10分でかなうポイントを押さえたメイクを紹介。オンライン会議でも顔が暗く見えない「オンライン映えメイク」、第一印象をアップする「好感度メイク」、冠婚葬祭のための「フォーマルメイク」など、毎日使えるシーン別メイク、そして悩み別のメイクとヘアアレンジを多数紹介。
モデル/鈴木サチ
構成/中田絢子
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