入学・卒業式、冠婚葬祭などの礼節をわきまえたい場面でのメイクって意外と悩みませんか? 華やか過ぎるのはそぐわないけれど、ノーメイクというわけにはいかないですよね。
そこで、人気のヘア&メイク長井かおりさんの新刊『時間がなくても、大丈夫! 10分で“いい感じ”の自分になる』(扶桑社)より、長井さんオススメの「フォーマルメイク」をご紹介します。
長井かおり
ヘア&メイクアップアーティスト。
雑誌・広告・映像でモデルや女優のヘアメイクを手がけるほか、女性誌でメイク連載を多数抱える。自主開催の「パーソナルメイクトレーニング」は、募集を開始すると即予約定員数に達することから、“日本一予約の取れない“メイクレッスンとして話題に。著者累計は現在25万部を突破。
きちんと感は、整った「肌」と「眉」で決まる!
薄いベールを纏ったような端正なセミマット肌をパウダリーファンデーションで作り、シャープで暗めの眉をペンシルで描くことで、キリリとした印象に仕上げます。控えめな色のリップとチークものせて、背筋がスッと伸びるようなメイクにしていきましょう!
ステップ①
パウダリーファンデを置くようにのせる
下地を左右の頬とおでこの3ヶ所にのせ、クルクルと「なると」を描くようにまるく伸ばし広げます。このとき下地は、頬に多め、おでこに少なめに置くのがコツ。
ペトペトした感じがなくなったら、パウダリーファンデーションを顔の中心から外へ向かってのせていきます。スポンジは、肌の上に置くようにしながら少しずつ動かして。
その後、スポンジの表面でサッと払うようにして均一に仕上げます。
<使ったアイテム>
ステップ②
少し暗めのペンシルでシャープな眉尻に
アイブロウは、きちんと感を出すために明るい色のパウダーではなく、少し暗めのペンシルをセレクト。眉尻を中心に描き足し、シュッとしたシルエットに整えます。
<使ったアイテム>
ステップ③
コーラル系リップで唇に自然な血色をプラス
リップの色は、もともとの唇の色を強調するようなコーラルに。リップを歯ブラシのように持ち、横に軽くさするように滑らせて色をつけたら、最後は上下の唇を引き込むようにしてなじませて。
<使ったアイテム>
ステップ④
チークはスポンジでほんのり入れる
チークは少し赤みのあるベージュ系を使用。スポンジにとって手の甲に一度置き、量を調整してから頬にトントンと軽くたたきながらのせます。ごく薄く色づけて、控えめに。
<使ったアイテム>
きちんとした印象を与えながら健康的で好感を残せるフォーマルメイクは、覚えておくと、いざというときに困りません。色んな場面で使えるので、ぜひ活用してくださいね。
<新刊紹介>
『時間がなくても、大丈夫! 10分で“いい感じ”の自分になる』
¥1500/扶桑社
仕事に家事に育児に……と毎日忙しい人のために、10分でかなうポイントを押さえたメイクを紹介。オンライン会議でも顔が暗く見えない「オンライン映えメイク」、第一印象をアップする「好感度メイク」、冠婚葬祭のための「フォーマルメイク」など、毎日使えるシーン別メイク、そして悩み別のメイクとヘアアレンジを多数紹介。
モデル/辻元 舞
構成/中田絢子
Comment