タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載です。
夫婦・親・子どもとの関係や職場の人間関係や自分自身の将来や健康など、人生の第二ステージを前にしたミモレ世代の悩みのタネは尽きません。今回はミモレ読者から寄せられたお悩みをアン ミカさんとともに考えていきます。
日常の変化を嘆くのではなく、この悩める時間を、これからの人生を前向きに舵取りしていくための準備期間に充ててみませんか?
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【恋愛にまつわるお悩み】
マッチングアプリをきっかけにお付き合いを始めて、半年後に彼が転勤になりました。私は病院に勤めているため、コロナ対策のためあまり県外移動が出来ません。
なかなか会えない中、相手の気持ちが冷めてしまいそうなのが悩みです。
いつ会えるかの見込みもないので、目標に向かってがんばるということもできず、ただただ不安です。
アンミカさんは遠距離恋愛の経験はありますか? また、もし今、遠距離恋愛をするとしたら、どうすれば仲が深まっていくと思いますか?
●このお悩みが出てきたのはいつからですか?
彼の転勤とコロナ禍が到来してから
●ご自身では、この悩みの原因はどこにあると感じていますか?
会いたくても会えないこと。
●この悩みを解決してどのようになりたいですか?
幸せにおつきあいを続けていきたいです
(つちのこ・33歳)
現在の家族構成:未婚
お相手の年齢:31歳
職業:看護師
今は“見極める時期”だと考える
つちのこさん、お悩みを寄せてくださりありがとうございます。
このコロナ禍の中で必死にお仕事をしてくださっている看護師の方が、プライベートも犠牲にして悩まれている姿を想像すると、「お力になれたら」と思います。
マッチングアプリで出会ってお付き合いを始めて半年後の転勤ということで、「もっとお互いのことを知りたい」「深めていきたい」というタイミングでの出来事だったことでしょう。今はさらにそれからどのくらい経っているのでしょうか。転勤されてからすぐにコロナ禍になったということは、もうすぐ1年ほどになるのでしょうか。
ひとつ気になるのは、「ただただ不安」と書かれていること。
今、つちのこさんが不安な気持ちが募っているのは「遠距離だから」だけでしょうか? すでに今、日々のやりとりで心の距離ができていて、不安を感じているのではないかと気になります。
というのも、今は話そうと思えばビデオ通話もできる時代です。遠距離でもコミュニケーションは努力で取ることができると思います。昨年の夏頃には県外移動も少しできていた時期もあったかと思います。つちのこさんは医療従事者なので、県外から来た方と会うことは難しかったのかもしれませんが、遠くから少しだけでも顔を見るために彼が来るということはできたと思います。
”今は見極める時期”と、発想を転換しませんか?
今、こんなにも日本中が看護師の方を必要としている状況で、つちのこさんが遠距離恋愛になりながらも命をかけてお仕事されているときに、距離ができたからといって冷めていく人なのか、看護師のあなたを支えようと必死に応援してくれる人なのか、見極めることができる時期だと思います。もし、あなたが弱音を吐いたときに、支えてくれる人だったら本物だし、こんな状況の中、あなたの不安がただただ積もっていくような対応しかできない人だったら、長い人生の苦楽を共に歩む運命の人ではないのかもしれません。
33歳というすごく大切な時期にせっかく出会った相手なので、「続かなかったらどうしよう」と不安になってしまう気持ちもわかりますが、ここで支えてくれない相手とのお付き合いは将来的に見ても難しいと思います。
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