皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

 

ファッションを拝見するのも私たちにとって楽しみのひとつです。白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

コロナ禍でご公務の形も変わる中、雅子さまは華美なアイテムを控えて今までのお召し物を着回されるなど、堅実なファッションで国民に寄り添っていらっしゃいます。そこには知性とエレガンスがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。


2020年雅子さまの人気コーディネートトップ5は?>>

阪神・淡路大震災の被災地をご訪問...被災者に寄り添う装い_img0
 

阪神・淡路大震災の被災者を慰問する皇太子ご夫妻。雅子さまは黒のジャケットにロング丈のプリーツスカート、白シャツのコーディネートです。胸元にはスカーフを添えていらっしゃいます。髪はカチューシャでまとめられ、足元は黒のローヒールで、落ち着きと清潔感のある被災者の気持ちに寄り添う装いです。1995年3月5日、兵庫県淡路市・一宮ふるさとセンターにて。写真/JMPA・講談社

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①1995年3月5日、兵庫県淡路市・一宮ふるさとセンターにて。写真/JMPA・講談社
②③阪神・淡路大震災の被災地訪問のため、ヘリコプターで神戸に到着した皇太子ご夫妻。1995年2月26日、兵庫県神戸市・メロンドーム駐車場にて。写真/JMPA・講談社
④被災者が生活する避難所をご訪問に。1995年2月26日、兵庫県・神戸市立神戸諏訪山小学校にて。写真/JMPA・講談社
⑤写真/JMPA・講談社


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)

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