こんにちは、エディターの昼田です。
毎朝、コーディネートを考えるのってけっこう面倒。できるかぎり、余計なエネルギーを使わずに、毎日気分よくいられたら……。
ということで、「インナーは一緒、アウターを毎日変える」というのが私の最近のスタイルです。
料理で言うなら、自分にとってベースとなる「白ごはん」を決め、カレーをかけたり、カツ丼にしてみたり、いろんな味にする感じでしょうか。
この着こなし方法。とっても楽でいて、飽きないし、いつでもいい気分。
具体的なコーディネートをご紹介していきますね。
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コートの中はほぼユニクロのニット×パンツ
私にとっての白ごはんコーデは、ユニクロのカシミヤクルーネックニット(着用Lサイズ)とユニクロのスマートアンクルパンツ(着用Mサイズ)です。
ポイントは上下ともに「黒」という同色でまとめたこと。こうするとコートに派手なものを合わせてもうるさくならず、まとまって見えます。それからいわゆるベーシックな上下で、遊びの要素を入れなかったこともポイントです。
白ごはんですので、「ザ ・普通」な感じでいいのです。
冬は自分らしさを出すのはコートで
コートでテイストや自分らしさを出していけばいいと思っているので、インナーは目立たせず、主張せずに、が一番。
アウター①
チェックコートでクラシックに
白ごはんコーデ+インナーに白のボウタイブラウスを入れています。カフスの部分を出すことで、ちょっとかっちりした印象に。そこにチェックのステンカラーコートで華やかさを足してみました。
アウター②
ロングコートでラフに
白ごはんコーデの部分は同じです。羽織ったのはかなり長め丈のコート。それだけで雰囲気があるので、バサっと羽織って完了です。
こんなふうに白ごはんコーデがあれば、アウターっていろいろ遊べるし、毎日新鮮な気持ちでられます。
以前の私はアウターを買うときに、着まわしできるかどうかを最優先して「無難なデザイン」「無難なカラー」を選んでいました。そうすると全然気分があがらないんです(笑)。しかもシーズンも終わりに差しかかると、完全に飽きる……。
アウターって面積が大きいから、気分に大きく影響します。派手でもいいから好きなものを着る方が楽しいと気がついてからは、インナーは保守的に、アウターで遊ぶ、というのが私の冬の定番スタイルになりました。
アウター③
グレーのコートで柔らかな印象に
白ごはんコーデはなんだってできます(笑)。
ちょっと柔らかなイメージにしたいとき、きちんと感が欲しいときは、仕立てのいいコートをプラス。
コートとインナーが分断して見えないように、濃淡がついたマフラーでつないでいます。
コートで毎日が楽しくなっても、脱いだら地味では?と思いますよね。
そんなときは、マフラーやストールをさっと巻いて過ごせばOK。
華やかに見えるし、威圧感のある黒コーデがマイルドな印象になります。
日替わりコートでまだまだ続く寒い冬を機嫌よく乗り切りたいと思います。
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撮影・文/昼田祥子
構成/高橋香奈子
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