何だか男性週刊誌のような見出しになってしまいましたが(汗)、このところ、50代の女性セレブたちがビキニ姿など、肌を露出したセルフィーをインスタグラムに投稿してニュースになることが多い気がします。

ここ最近だけでも、54歳のサルマ・ハエックと55歳のエリザベス・ハーレーがビキニ姿を。そして同じく55歳のモデル、ポーリーナ・ポリスコワが手でバストを隠したヌードのセルフィーを、それぞれ投稿。


実は最後のポーリーナのヌード投稿には、ボディ・ポジティブのメッセージが込められていたのです。



彼女は写真に長文のコメントを添えていました。

「20代や30代のとき、私は薄着していて、今よりもっと人気があった。40代になってもなお、私は裸同然の格好で歩き回ることができた。50代になって、私は罵倒されるようになった。『服を着なさいよ、おばあちゃん。そんなに人々の注目が欲しいの? 何をそんなに追い詰められているの? 哀れね』ってね」

「なぜセクシュアリティやヌードは若い女性だと賞賛されて、成熟した女性だと罵倒されるの? それは男性たちのせい」

実際はもっと長文なのですが、このコメントに彼女は「セクシーに賞味期限はない」というハッシュタグを添えています。

50代セレブたちが近頃こぞってSNSで脱ぐ理由「セクシーに賞味期限はない!」_img0
写真:REX/アフロ

この投稿には前述のエリザベス・ハーレーも反応。「あなたはこの地球上に住む世界一美しい女性。あなたは今も魅惑的なままよ」とコメント。

 


ポーリーナはほかにも自分の写真加工なしのすっぴん画像のポストもしていて、ボディ・ポジティブ・ムーブメントを真剣に捉えていることがよくわかります。



女性が加齢によって少し容姿が変わったりするとすぐに「劣化」などとインターネットで批判されたりする風潮があるけれど、あれって本当に下品だし、不快なものですよね。正直、一般人より遥かに綺麗なセレブたちがSNSで肌を露出していても普通に美しいので賞賛しかないのですが、それでも、彼女たちもエイジングによる劣等感と戦いつつ、ありのままの自分を受け入れようとしていると知ることは、アラフィフの私にとっての救い。

エイジングを受け入れる。なかなか難しいテーマではあるけれど、これだけ素敵なOVER50女性が増えている現代、お手本となるようなアイコンをみつけて、前向きになりたい。成熟した女性には若さとは別の、成熟した魅力があるはずですものね。それには外見だけでなく包容力や思いやりなど内面的なものも大きいと思うので、アンチエイジングにばかりに必死になるのではなくて精神面も精進しなきゃなと、改めて思ったのでありました。


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