小さいときからずっとぽっちゃり体型だったA子。
高校生のときに通りすがりの男子から聞いてしまった
「A子って土偶に似てね?」の言葉。
以来、痩せたいと願いながらも、「どうせ土偶」として生きてきた。

「どうせ土偶」20キロ痩せて気づいた、自分の心を縛っていたもの【漫画・脱ぽちゃ】_img0
 

そんなA子がダイエットを決意し、痩せて出会った、身体と心の変化とはーー?

『脱ぽちゃ。20kgヤセてぽっちゃり人生脱出しました。』は、著者の蟻子さんが実際にー20キロのダイエットに成功した実体験をもとに描かれる、ダイエットエッセイ漫画です。

 

主人公のA子は漠然と痩せたい…と思いながら、これまで何度となくダイエットに失敗し、26年間ずっとぽっちゃりのまま生きてきました。
そんなA子の前に現れたのは、「ミエ、アマエ、ヒガミ」という妖精たち。
しかしこの妖精は、「ダイエットおじゃまシスターズ」という、ダイエットをあきらめさせるために現れた妖精なのです。(邪魔するはずがかえってダイエットを決意させてしまったのですが……)

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そしてこの妖精たち、みんなとっても正直でわがまま。

アマエは運動だいっきらい、甘い物大好き、グルテンフリーの言葉にはブチ切れです。

ミエは「ホメられたい、気づいてほしい」と泣き崩れ。

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ヒガミは「痩せてる人にはこんな気持ちわからない」と心を閉ざしてしまいます。

そんなシスターズに振り回されながら、A子は日々のダイエットに奮闘する日々。
そうして少しずつ変化していく身体とともに、A子の心境も少しずつ変わっていきます。

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「ああなりたいって思ってもいいんだ」

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「…今年はいい年になりますように…」
「…というかしなくちゃいけない気がする…」

自分の身体に向き合って、自分の身体を好きになっていくA子は、
「あれはだめ」「わたしなんか」
そんな、自分を縛っていた土偶の鎧から顔を出して、
「あれをやろう」と、今より先を、自分の中より自分の外を見るようになっていくのでした。

4月20日に最終巻となる4巻が発売される『脱ぽちゃ』。
A子の「土偶脱出」とその後を、ぜひチェックしてみてください。

ミモレにて、脱ぽちゃ1話~10話連載決定!
毎週土曜日更新、4話以降は1週間限定公開です。
ぜひお楽しみに!

【漫画1話】「土偶と呼ばれた女」
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次回、2話では、A子がダイエットを決意!「古参デブ」「ヤセビジョン」とは……?

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『脱ぽちゃ。20kgヤセてぽっちゃり人生脱出しました。』(1)
蟻子

小さいころから太ってた。だけどいつかはきっとやせるはず、そう信じていた――。ぽっちゃり体型に悩むA子のもとに、ダイエットを阻止する三姉妹の妖精“アマエ”“ミエ”“ヒガミ”がやってきた。この三姉妹たちと戦ううち、ダメダメだったA子の心&体も変わり始め…!?グルテンフリー、散歩、エステ、プール、食事のとり方etc、知ってトクするダイエットメソッドもりだくさん。読めば心も体もマイナス20キロ!ほんとうの自分に生まれ変わるための、泣ける&タメになるダイエットエッセイ。

文/熊木彩乃