私がセレブウォッチャーとして仕事をスタートした2000年代初期。当時全盛だったセレブブームの火付け役となったのは、何と言ってもパリス・ヒルトン。ヒルトンホテル創業者一族の令嬢でありながら、その破天荒な生き方とあざとさ全開の派手可愛ファッションで、世界中の女性を「女ってこんなに欲望全開で生きていいんだ」とエンパワーメントしてくれた存在だと思っています。

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最近のパリス・ヒルトン。こちらは2020年9月に撮影。写真:Backgrid/アフロ

そんなわけでパリスの全盛期が去った今でも彼女の動向はいつも気になっているのですが、今回は、「パリスってアラフォーになってもやっぱり全く変わってないんだな」と思ったニュースをご紹介したいと思います。

現在39歳のパリスは、去年1月にようやく運命の相手と出会ったようで、彼とのベビーを授かるために体外受精に踏み切ったと告白したばかり。

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写真:INSTARimages/アフロ

そのお相手は起業家のカーター・リウムという男性なのですが、そのカーターの40歳の誕生日に、等身大の自分とカーターのツーショットを描いた絵画をプレゼント。これは去年のクリスマスに撮ったお気に入りの写真で、カーターがパリスのおでこにキスした瞬間を捉えたもの。

このギフトを贈ったときの様子は、こちらのインスタに動画で投稿されています。

プレゼントをもらったときって、包みを開けたとき、贈られたものに対して素直に心から喜べるかどうか、一瞬緊張感が走りますよね。だから、目を閉じた彼を階段の下に飾ってある絵の前まで連れて行くパリスの姿に、観ているこちらがハラハラ。絵を見たカーターが「これは……素敵だね」と一瞬言い淀む場面には、「このリアクションで正解なの? これはちゃんと喜んでるの?」とついつい心配になってしまいます。

このニュースを見て、「ああ、パリスって本当に自分大好きで、それはアラフォーになっても相変わらずなんだな」と、何だかホッとした私。先日、学生時代に全寮制の学校で壮絶ないじめに遭ったことを告白していたばかりの彼女。しかもセックスビデオが流出したり、元彼5人からDVを受けていた経験があったり。そんな過去があっても自己肯定感が高いままで居られるって、すごいと思いませんか?

 

自分の等身大の絵をプレゼントするって、自分がその相手に愛されてるっていう自信がないとできないことですよね。恐らく私には絶対に思いつかないアイデアなので、パリスのその自己肯定感の高さが、ちょっぴりうらやましく思えたり。

妹ニッキーは金融界の大物、ロスチャイルド家の御曹司と結婚。そんなニッキーを横目に、パリスはDJやプロデュース業で独身貴族生活を謳歌して来ましたが、カーターのことは「理想の人」と断言し、「私の愛を受け取るのに値する人はこの世に存在しないかと思っていたけれど、ついに相応しい相手をみつけたわ」と話しています。

パリスが出産したら、一体どんなセレブママになって話題を提供してくれるのか。セレブウォッチャーとしては、今から楽しみ!


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