使った人誰もが驚くパワーと速さ
使った人はみんな手放せなくなるという調理器具、ハンディチョッパー。
その理由は「予想以上に切る力が強い!」ということにあるようです。チョッパーの使い方としてイメージしやすいのは、目が痛くなりがちな玉ねぎのみじん切りですが、にんじんなどの硬めの食材もラクに素早く刻めるのです。
ざくざく切ったにんじんを入れてハンドルを数回引くだけで、みじん切りが完成。そんなに力を入れなくてもいいことにも驚くはず。
毎日料理をする立場からすると、洗いものが少なくて済むのも嬉しいところです。電動のハンディミキサーも便利ですが、“わざわざ感“があって面倒な一面も。手動の良さは少量でも気軽に使え、まな板の上で切るのと違って食材が飛び散ることもありません。
調理で意外と大変なのは、食材を切る工程です。この下ごしらえをチョッパーにおまかせできれば、料理は断然ラクになります。
ドレッシングやタルタルソース、チャーハンや麻婆豆腐など中華料理のための香味野菜(にんにく・しょうが・ねぎ)作り、ゆでた野菜を使ったパスタのソースなどにも役立ちます。
ふんわりお好み焼き
材料(2人分)
キャベツ 1/4個(150g)
はんぺん 1/2枚(60g)
卵 2個
桜えび 大さじ2~3
薄力粉 大さじ3
サラダ油 大さじ1
かつお節、青のり、中濃ソース、マヨネーズ、紅しょうが 各適量
作り方
① キャベツはザク切りにしてから、ハンディチョッパーに入れて6~7回引き、粗みじんに切る(ボウルに取り出しておく)。卵は割りほぐし、粗くちぎったはんぺんとともにハンディチョッパーで10回ほど引いて混ぜ合わせる。
② ボウルに①、桜えび、薄力粉を入れ、全体がなじむまで混ぜる。
③ フライパンにサラダ油を熱し、②を丸く流す。中火で3~4分焼いたら返し、裏も3~4分焼いて焼き色をつける。
④ お好みで中濃ソース、マヨネーズを塗ってかつお節、青のりをふり、紅しょうがを添える。
とはいえ、もちろんみじん切りは大得意。手切りではできないようなスピードで細かいみじん切りがサクサクできます。野菜のみじん切りがたくさん必要な料理にはやっぱりおすすめです。
食べる野菜スープ
材料(2人分)
鶏ひき肉 80g
にんじん 1/3本(10g)
玉ねぎ 1/2個(100g)
セロリ 1/2本(40g)
キャベツ 小1/4個(150g)
オリーブオイル 大さじ1
塩(粗塩) 小さじ1/3
水 500㎖
作り方
① 野菜はそれぞれざく切りにして、ハンディチョッパーに入れる。にんじんは20回、玉ねぎとセロリは一緒に入れて15回引いて粗みじんに切る。キャベツも6~7回引いて細かくする。
*野菜は切ったらその都度、ボウルに取り出しておく。
② 鍋にオリーブオイルを熱し、にんじん、玉ねぎ、セロリを加えて中火で5~6分、しんなりするまで炒める。
③ ②に水、キャベツ、ひき肉、塩を加えてふたをし、弱火で10分煮る。器に盛って、粗びき黒こしょう(分量外)をふる。
美味しいメモ)
粗みじんにしたたっぷり野菜を炒めて、うまみを引き出したスープ。野菜の旨みと鶏ひき肉でコンソメの素などを使わなくても深い味わいに。
人気の料理家SHIORIさん監修のレシピブックのついた『切れ味抜群! ハンディチョッパーミニ』が発売となりました。手軽にできるのに美味しいレシピが得意のSHIORIさんが新しい使い方を提案。
日々料理をする人ほどチョッパーは重宝しています。
「予想以上に速くみじん切りができるうえ、手切りでは難しい細かさ」
「中華料理で必須のにんにくやしょうが、ねぎのみじん切りはこれで」
「少量でも使えるので、野菜のピュレなど離乳食に便利」
「電動のハンディミキサーほどの“わざわざ感“がなく気軽でいい」
「にんにくはもっぱらこれ。手にもまな板にも匂いがつかない!」
「スープもスムージーも作れる」
…… いろいろな種類のチョッパーがありますが、切れ味の良さとハンドルのなめらかさが長く使えるポイントです。ぜひ一度、お試しください!
料理監修/SHIORI
撮影/野口健志
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