昨日は次女の卒園式でした。年長さんの一年間は、新型コロナウィルスの影響で登園自粛期間も長く、秋から春にかけて遠足も発表会も全て中止になり。卒園するんだなあという実感が得られないまま、3月を迎えることに。

卒園式も出席できるのは保護者1名だけ、集合写真の撮影、卒園証書授与と合奏だけのとても短い式でした。

家族揃って出席できないのに、簡略化した短い式なのに。

いや、だからこそ着物を着て娘へのお祝いの気持ちを表したくて、着物を愛する友人に相談。友人とはミモレの着物特集の構成、原稿をお願いしている笹本絵里さんです。

年始に公開した着物特集でもお世話になりました。読んでくださった方もいらっしゃるかしら。

【卒業・入学式の着物】日常ファッションとしても楽しめる一枚の賢い選び方


今回は笹本さんのご厚意により、笹本さんの大切な大切な着物をお借りして着させて頂きました。

着物は京絞り寺田さんの付け下げです。色無地感覚で着られるのですが、さりげない絞りの柄が本当におしゃれでうっとりしてしまいます。帯は夢訪庵さんの袋帯です。草木染めの手織の帯で、文様の上にシルバーがキラリと光っております。モダン!こんな帯があるのかと感激しました。

式に出席すると、他のお母様方ほぼ全員に聞かれたのは「ご自分で着られたんですか?」ということ。「着物は着たいけど、自分で着られないし」と思っている方が多いのかもしれません。私は残念ながら自分で着付けはできないので、いつも着付けの方に自宅に来てもらっています。最初は暮らしのマーケットで探したのですが、最近では同じ方がお得な料金で来てくださっています(笑)。

式の前には近所に住んでいる私の父と母も次女と写真を撮るために来てくれ、また難しい年頃の長女も部屋から出てきて(笑)、久々に賑やかな一日になったのも嬉しいことでした。

春が来る気がしないと思っていましたが、それでも春は来るのねと思えた気がします!

卒園式の後、午後は子どもたちみんなで近所の大きな公園に行って4時間も遊んだので、私はすっかり日焼けしてしまいました(汗)。

この分だと、初夏も割とすぐに来そうです。



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