契約している「オプション」の有無も確認
西山:こういう話題がでた今回をきっかけに、実は全然使っていないオプションを見直すチャンスかもしれませんね。「留守番電話」をまったく使わないのに、そのままサービスに入ったままという方もいると思います。
正田:けっこういらっしゃいますね。私の知り合いでも、「もう機器を持っていないサービスの料金を5年くらい支払っていることに気づいた」という人がいました。
向こうから「このサービスはなくなったので、カットしておきますね」ということはありませんから、自分で気づいてやめる必要があるのです。
西山:例えば月300円のサービスが5つあって、どれも今は使っていなければ、サービスの契約をやめるだけで1500円安くなるのは大きいですね。
正田:はい。そのオプションを使いたいかどうかによって、今後会社を乗り換えるかどうかの判断にもつながると思います。
会社やプランによっては、「留守番電話がない」といった場合もありますから、ぜひ一度確認しておきましょう。
「スマホを乗り換える前に確認したいこと5つ」をまとめると……
2 今の契約会社内でプランを見直すと、どれくらい安くなるか
3 料金を比較する際には、端末の分割払いが含まれていないか
4 “2年縛り(2年契約)”があるか
5 有料オプションの有無と使用状況
こちらを確認した上で、今の会社でプランを変えるのか、それとも他社などに乗り換えるのかをぜひ考えてみてください。
次回は、ドコモ、au、ソフトバンクの格安プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」について詳しく伺います!
正田拓也 Takuya Shoda
アスキーやImpress Watch記者などを経て、フリーライターとして独立。携帯電話料金やサービス、市場の流れやトレンドのほか、IT関連、自動車業界のライターとして活躍。PC全般からはんだごてを使った自作系、通信系までで、ハードからソフトまで幅広くカバーしている。ASCII.jpで『格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す!』を7年間連載中。主な著書に『あなたと家族のスマホ代がサクッと半額以下になる本』(インプレス)他。
構成/片岡千晶(編集部)
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