困っているのが大人ならば要注意

 

また、その姿(たとえば、人見知り)に困っているのは誰なのかを見極めることが大切です。人見知りで人と話すことが恥ずかしくて困っているのは子どもなのか、それとも、ウズウズしてどうにかしたいと困っているのは、もしかして大人なのか……。

 


子どもが困っている場合はロールプレイングを


子どもが、本当は話したいのに恥ずかしくて話せずに困っている場合は、ぜひ力を貸してあげましょう。その気持ちを受け止め、“こういう風に話したらいいのよ”という具体的な方法を伝えたり、「じゃあお友だちの役になるから、言う練習してみる?」とロールプレイングを通して自信を育んだりするのもおすすめです。

しかし、子どもは全く困っておらず、困っているのが大人だけという場合は、特に慎重にかかわる必要があります。なぜなら、子どもの姿は常に変化していて、「今」見ている姿は、成長している「過程」に過ぎないからです。