シンプルでハンサムな着こなしが人気のファッションエディター・昼田祥子さん。そんな昼田さんの着こなしには、“メンズ服”を上手に取り入れるのがポイントになっているようです。そこで今日は、メンズ服の魅力や、購入する際に悩みがちなサイズ感など、メンズ服選びで気を付けている点についてうかがいました。

シャツ好きから始まったメンズ服

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メンズ服を買うようになったのは25歳頃からで、自分の好きな“シャツ”を買うところから始まりました。当時はレディスのシャツだとデザインが甘すぎたり、シルエットが似合わないものが多くて、デザインも形もメンズのものが好きだったので、古着屋さんでメンズのシャツを探したり、海外ブランドのXSサイズを選んだりしていました。

 

【私がメンズ服を選ぶ理由】

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①究極にベーシック
メンズ服は、トレンドを意識し過ぎていないベーシックなデザインが多いのがポイント。男性は洋服をジャストサイズで着ることがほとんどなので、シーズンによって、サイズ感やシルエットが大きくブレることが少ないと思います。トレンドに左右されないから飽きが来ないし、一度自分に合うサイズを見つけたら試着なしでも買いやすくなるんです。

②体型カバーに最適
私自身、肩幅はしっかりあるけれど、肉付きがなくて薄っぺらい体型。女性らしいシルエットの服が似合わないのが長年コンプレックスでした。それを解消してくれたのがメンズ服。オーバーシルエットで出したくないところは隠せるし、腕まくりしたり、トップスをインしてウエストマークしたりと、着こなし方を工夫すればメンズ服を着ていても女っぽくも見えるんだと気づきました。

③メンズ服のハンサムさで老化防止にも!
年齢を重ねると背中や腕まわりなどに肉がついて、体型そのものが女性らしく、柔らかくなってくる=体型自体が甘くなってきますよね。そこにさらに可愛らしい服を着ると若作りしているように見えてしまうことも。メンズ服を着ることで、かっこよくハンサムな感じがプラスされ、体型の女っぽさが程よく中和されるので、老けて見える感じが抑えられる気がします。


【メンズ服選びのポイントは?】

シャツやカットソー、ニットなどのトップス類はほとんどメンズものを着ているという昼田さんに、購入時に気を付けているポイントをうかがいました。

一番重要なのはやはりサイズ感!20代は大きいサイズをダボっと着て、彼氏の服を借りました感……も可愛かったけれど(笑)、大人世代はただサイズの合っていない人になってしまうのでNG。“オーバーサイズをちゃんと着こなす”ことが大事です」

①肩のラインは指3本分より下にくるのがベスト!
<Tシャツやカットソーの場合>

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Tシャツ/ユニクロ+J(サイズS)

肩先に手を置いて、最低でも指3本分より下に「洋服の肩のライン」がある状態で、襟元が浮いたり、首元が開きすぎていないものは買ってOK。指3本よりも下に洋服の肩のラインが来る場合は、おそらく首元の開きも大きくなってくるので、これまでの経験だと、指3〜4本くらいで、首元の開きを見るのが一番効率的です。Vネックも、メンズだとそんなに開きが深くないので取り入れやすいです。

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