50歳になる前にやっておきたいこと2:本当に好きなものを見つける


趣味がなくて悩んでいる人は、意外といます。でも、「自分が好きだな」と思えるものがあるかどうかで、人生の楽しさは大きく変わるもの。せっかくこの世界に生まれてきたのだから、人生をかけて自分が好きだと思うものは探したほうがいいでしょう。
好きなものがあればあるほど、自分で自分を幸せにすることができるものですしね。

 

特に、50代になると、お子さんがいる人でも、だんだん手がかからなくなり、自分の時間が増えてくる人も多いもの。そんなときに、自分の人生をおざなりにして、子供の人生に乗っかろうとしたら、親子関係がおかしくなってきてしまいます。子供に、自分の楽しさを依存しないためにも、“自分で自分を喜ばせられる人”になったほうがいいのです。

「好きなこと」といっても、そんな立派なものでなくても構いません。街探索や色々なカフェを巡ることでもいいですし、映画鑑賞、読書、ゲームでもいいのです。
やっているときは、時間を忘れるくらいに夢中になれて、終わった後も、またしばらくしたら、他の何よりもやりたくなるくらい好きなものがある人は、イキイキとしているもの。また、「もっと楽しくなるためには、どうしたらいいのか?」と好奇心をもって、新たなチャレンジをすることもあるでしょう。それが、日々の生活の張りになるのです。

好きなものが分からない人は、とりあえず興味があるものがあったら、「できない」「面倒くさい」なんて言わないで、片っ端から試してみるのも大切。やってみないと、自分に合うかどうかも分からないですしね。それこそ、「何か“特定なもの”に夢中になる」ことにこだわらずに、例えば、ドラマ「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)の主人公のように、「色々なことを1人で体験することに挑戦する」のも面白いでしょう。
初めてのことに挑戦するたびに、“新たな自分”を発見することができるし、それによって、自己も成長するもの。それが自分の魅力に変わるものなんです。

ちなみに、私自身は、昨年からセキセイインコを飼い始めたら、インコの可愛さに魅せられてしまい、今は、あらゆるインコ関連の本を読みあさり、SNSのインコ関連のコミュニティにも参加し、さらに、家の中はインコが楽しく過ごせる空間に変えました。私がこうして原稿を書いている時も、部屋の中をインコが飛び回っています。インコのおかげで母性が増えたような気がします(笑)。
ちょっとした出会いでも、自分自身を大きく変えることってあるのですよね。

最後に紹介するのは、「歳を重ねるからこそ、必要となってくること」です。