子供の頃から料理が大好きなアクセサリー作家・山本亜由美が、日々アトリエにこもって、知らない味や大好きな味の再現にトライする「食いしん坊レシピ」がスタート!
あるときは1人で。スタッフや友人がいるときは2人で。
簡単で美味しくて、素材の組み合わせも楽しくて。
足したり引いたりが簡単なご飯をご紹介しようと思います。
父の味、ボンゴレスープ麺
中学生の頃だったと思う。
父が時折料理を振る舞ってくれるようになった。
料理は決まっていて、オニオングラタンスープとボンゴレパスタ。
オニオングラタンスープはしっかりとじっくりと玉ねぎをアメ色にするところから始まる本格派で、パンの代わりにお麩を入れる優しい(でもしょっぱめ)スープだった。ボンゴレは出張で訪れた京都のお店のメニューを真似して作ってくれたのだけれど、よくよく聞くと京都で食べたものはアワビのスープパスタだったそうな。
まったく違うじゃん!
とは思いつつ、まだ昭和時代の中学生には十分ハイカラな料理に思えました。
あさりのスープの中に入っていたパスタはカッペリーニで、その極細の麺は茹で時間の短さもあり、私の大好物となりました。
さて、今回はカッペリーニにそっくりな糖質0麺「細麺」をつかってボンゴレスープ麺です。
ボンゴレスープ麺
材料(作りやすい量)
・糖質0麺 細麺 1袋
・あさり お好きな量
・セロリ お好きな量
・アスパラ お好きな量
・ニンニク ひとかけ
・米油(またはオリーブオイル、バター) 大さじ1
・水 200cc
・塩 少々
・胡椒 少々
・コンソメ顆粒(またはウェイパー) 少々
*味変 唐辛子、パセリ、レモン、ネギ、白ワインで貝を蒸すなど
作り方
はじめに、あさりは砂抜きをする。
セロリは薄く2〜3ミリに、アスパラは食べやすいサイズに、ニンニクは薄くスライスする。
1 オリーブオイルでニンニクを炒め、香りが立ってきたらセロリを入れしんなりするまで炒める。
2 あさりと水を入れ、7〜8割がた貝が開いたらアスパラを加え、塩、胡椒、コンソメで味を整える。
3 水気を切った麺を入れ、アスパラに火が通ったら出来上がり。
*さらにスープっぽくしたい方は水を増やしてください。
*あさりの旨味があるのでコンソメはお好みで調整し、水分を減らせば塩だけでも十分美味しいです。
一人暮らしをするようになってから、あさりは砂抜きをするのが面倒臭くて、ついつい使わない食材になってしまいました。
でも、ちょっとした出汁に使いたくて、砂抜き後冷凍しストックする事に。1個単位で気軽に好きなだけ使えて便利ですし、アジア麺などの出汁として、とても重宝しています。
さて、次回は糖質0麺第3弾です!
フォーにぴったりな平麺レシピをご紹介する予定です。お楽しみに。
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