キュンキュンしながら、人生について考えさせられる“深い”ラブコメ『着飾る恋には理由があって』。まもなく最終回を迎えるということで、早速ロスが怖いです……。

『着飾る恋』真柴(川口春奈)が葉山(向井理)に揺れない理由とジャニーズソングの共通点_img0
火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS)


星野源“不思議タイム”に盛り上がる


本作は、SNSで10万人のフォロワーを持つインフルエンサー真柴くるみ(川口春奈)が、“着飾る”という鎧を脱ぎ捨て自分らしさを取り戻していくストーリー。
8日放送の8話で話題になったのが、駿(横浜流星)vs葉山(向井理)が真柴を巡って全力ダッシュするシーン。星野源さんが歌う主題歌「不思議」が流れる時間は、“星野源タイム” “不思議タイム”と呼ばれ、「どちらが勝ち取るか!?」とSNS上で話題を集めているんです。「♪君と出会った この水の中で〜」と流れた瞬間、「来るぞ!来るぞ!」と身構えてしまう人も多いのでは?このシーンは、まさに“星野源タイム”を奪い合っているかのような演出で、個人的にすごく盛り上がりました。

『着飾る恋』真柴(川口春奈)が葉山(向井理)に揺れない理由とジャニーズソングの共通点_img1
不思議』/星野源

駿と葉山は、真柴にとって真逆の影響を与えてくれる存在なんですよね。携帯さえも持ち歩かないほどの超ミニマリストの駿は、「そのままでいいのに」と安心させてくれる存在。休みの日も会社からの連絡が気になり、常に携帯をいじっている真柴の手を「携帯じゃなくて俺の手を握ってな」と言わんばかりにギュッと握り締め、“デジタルデトックス”させてくれるシーンもありました。

 

対して葉山は、「もっと頑張れ」と鼓舞してくれる存在。真柴が働くインテリアメーカー「el Arco lris」を興した元社長なこともあり、仕事熱心なできる男なんですよね。「いいリサイクル商品を、正当な価格で世界中に売りたい」という明確な目標を持っている。真柴にも、「いつかこんなことやりたい。そんな“いつか”は来ない。今からやるしかない」とアドバイスを送ります。

葉山が突然社長を退任し姿を眩ませたことで、真柴の気持ちは駿へと移り変わったのですが、第6話で再び帰ってきたんですよ……。これで心が揺れ動いちゃうのが、“ラブコメあるある”じゃないですか?それに、葉山はあまりにも魅力的なので、正直なところ「真柴ちゃん、揺れちゃうだろうな……」と思っていました。