子供の頃から料理が大好きなアクセサリー作家・山本亜由美が、日々アトリエにこもって、知らない味や大好きな味の再現にトライする「食いしん坊レシピ」がスタート! 
あるときは1人で。スタッフや友人がいるときは2人で。
簡単で美味しくて、素材の組み合わせも楽しくて。
足したり引いたりが簡単なご飯をご紹介しようと思います。

 

「パリで食べたシェーブル(山羊)チーズのアイスクリームを再現したい」そう思って作ったのがこのアイスの始まりでした。
未だにシェーブルアイスは上手く作れないままなのですが、ちょっとだけ余った生クリームですぐ出来るし、お砂糖の量も調整できるからとよく作るようになりました。
一番好きなのは小岩井のヨーグルトと練乳をかけて食べるものです。

 

今の季節ならアメリカンチェリーの砂糖漬けをトッピングとか、春ならイチゴに練乳たっぷりのアイスも最高です。

 

上からシロップをかける場合はアイスの糖分を少し減らしてもいいと思います。 

 


簡単で美味しい! アトリエごはんレシピ集はこちら>>

シェーブル(山羊)チーズ風のアイスクリーム


材料(作りやすい量)

・生クリーム 100cc
・グラニュー糖 大さじ1
・ヨーグルト 大さじ1と1/2
・練乳 大さじ1
* 砂糖やヨーグルトの量はお好みで調整してください
* トッピングはフルーツやジャム、練乳、などお好みで

作り方

1 ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、ハンドミキサーでしっかりとツノが立つまで泡立てる。さらにヨーグルトと練乳を入れミキサーでかき混ぜる。(ヨーグルトを入れた後は少しトロッとなる)

2 クリームをタッパーやバットに広げ、蓋をして冷凍庫で約2時間冷やす。

 

3 ジェラートのようになったらスプーンで全体を掬い、滑らかになるよう混ぜる。さらに冷凍庫で約1時間冷やして出来上がり。

 


手作りのアイスクリームは溶けやすいし、冷凍庫に長時間置いておくとアイスキャンディーのように固くなるので、その日食べる分くらい作るのがベストだと思います。ぜひ、おおらかな気持ちで作ってくださいね。


さて、今回トッピングにオススメしたいアメリカンチェリーの砂糖漬けですが、そろそろ終わりの季節になってきました。

 

砂糖漬けは種を抜いたアメリカンチェリーと砂糖を同量漬け込み、砂糖が溶けたら出来上がりという気軽な保存食。
今からの季節ならサクランボで作ってみてはいかがでしょう。
軽く煮込んだものも好きですが、水分が抜けたキュッとした食感が好きなんです。
すぐに食べ切るならば、さくらんぼの量に対して砂糖は6〜7割でも十分。
トッピングも手作りして、アイスクリームをより楽しんでみてくださいね!
 

撮影・文/山本亜由美 構成/藤本容子

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