嫌悪感とため息に満ちた家庭は、子育てにも健全ではないと思います


ゆみぃさんは彼との愛情の結晶を身ごもっているだけに、想像を絶するつらい思いをされていると察します。願わくば、赤ちゃんを父親である彼に抱いてもらいたい、喜びを一緒に分かち合いたいという思いも、痛いほど伝わってきます。

出産という壮絶な戦いと、生まれてきてくれた赤ちゃん。命の営みの尊さを目の当たりにして、愛おしさや慈しみの気持ちが彼の中に芽生えるのなら、パートナーシップを結び直すことは不可能ではないのかもしれません。あと少しだけ耐えながら今の関係性を維持して、赤ちゃんが生まれてからの彼の反応を窺うというのは、ひとつの方法だとは思います。

 

ですが、ゆみぃさんは婚約破棄の一件で、彼の「覚悟の欠落と、思いやりのなさ」に気づいているのですよね。心のどこかで「やり直したい」という気持ちのあるゆみぃさんとは対照的に、取り付く島もない彼の言動。ゆみぃさんやお子さんたちにとって、「嫌悪感のある態度とため息を出され続ける」家庭は居心地が悪いだけでなく、育児を行う環境としても健全ではないと思うのです。

私としては、ゆみぃさんが書いてくださった「2人の子どもと笑顔あふれる楽しい家庭を築きたい。そしてまた素敵なパートナーと出会いたい」という未来を、断然支持させていただきたいところです。