タイツには投資を――
大人のタイツ選び3つのポイント!
朝夕の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃。本格的な冬が訪れる前に、緊急特別企画として、冬の「足元問題」について考えたいと思います! 読者の皆さまからも、たくさん質問をいただいている、足元の装い。スカートやパンツと、靴との橋渡しをどんなレッグウェアに託すかで、着こなしの印象はがらっと変わります。つまり、冬は足元上手=おしゃれ上手とも言えるのです。
そこで、「Snap Snap!」コーナーや「大草直子のToday's Diary」コーナーのアーカイブから、足元のコーディネートをピックアップ。この冬の「足元問題」を解決するためのヒントを全3回で徹底分析します!
第一回はタイツ×スカート。いわゆる”消耗品”として扱われがちなタイツですが、実は、アウターを羽織っても見えるパート。そう、タイツは、もはや「ボトム」なのです。以前のDiaryで、大草編集長も伝えていた「間に合わせ」ではない、大人のタイツ選びのポイントを3つの視点で整理していきます!
POINT 1 【素材】とにもかくにも”マット”がキーワード
まずは、一番気にかけたい素材。オススメは光沢の少ない、マットなタイプ。冬のどんな素材のスカートや靴にも、馴染んでくれます。具体的には、コットンやウール、またはカシミアの混率が高いタイツをセレクトすると◎!
POINT 2 【色】スカートや靴と同系色、またはダークグレーをセレクト
手持ちのスカートまたは靴と同系色のタイツを選ぶのが、タイツマスターへの近道。一口に同系色といっても、様々な色味が出ているので、迷ったら、脚をほっそり見せてくれる、濃い色を。
ただ、そうは言っても、なかなかすべてのスカートや靴と同系色のタイツを揃えるのは難しいですよね。そんなときは、まずはダークグレーを試してみて! 意外と、黒よりもダークグレーの活用範囲は広いのです。グレーやブラックはもちろん、ベージュやネイビー、トレンドのカーキやバーガンディとの相性も良く、暗く重くなりがちな冬のコーディネートに、柔らかさと立体感を出してくれます。
POINT 3 【バランス】必ずトータルでチェックを!
最後に全身のバランスについて。↓にピックアップした3つの着こなしからも分かるように、同じタイトスカートでも、合わせるタイツの厚さや風合いで印象はかなり変わります。シーンや時期にマッチするよう、タイツや靴まで組み合わせた全身のコーディネートを、出かける前に必ず鏡でチェックして。
大人のタイツ選び、3つのポイントいかがでしたか? 今回の記事をまとめるにあたって、改めて冬のスナップを集めてみて、タイツが果たす役割は本当に大きいと感じました。寒さを我慢することなく、スマートに冬のおしゃれを楽しみたいですね!
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