転機になったのは、あのドラマ?


ところで、メアリージュンさんがいつからこんなにドラマに席巻しだしたのだろうと思って過去作をさかのぼっていたのですが、最初に大きな話題になったのは『コウノドリ2』だったかな、と思いました。

この時もやはりキャリアウーマン役なのだけれど、産後うつになってしまう難しい役だったんですよね。このときのヘアメイクは、産前産後ということもあって、あまり化粧っけのないストレートヘアでした。
この役のころから、綺麗なモデルさん→演技もいい! っていうイメージがついてきたように思います。

ところで、米倉涼子さん、松嶋菜々子さん、杏さん、菜々緒さん……などなど、モデル出身で女優に転向した人たちの苦労って、「スタイルが良すぎる」ってことなんですよね。
だいたいみんな、身長170センチ前後だから、「小さくて可愛い女の子」って感じの役は似合わない。(『ボス恋』で、菜々緒さんとメアリージュンさんに見下ろされる上白石萌音さんが象徴的でした)

と、なると、その迫力のスタイルを生かした強めのキャリアウーマンの役で花開いていく人が多いのですが、メアリージュンさんは、顔立ちが甘いこともあって、甘口辛口どっちもいけるのが強みだなあと思います。

『キントリ』『まめ夫』『ボス恋』...気づけば高橋メアリージュンさん。多彩な役と髪型に注目!_img0
 

『私の家政夫ナギサさん(通称「わたナギ」)』では、惚れっぽい女役でしたが、これまた可愛くて好感度高い役柄でした。
『わたナギ』では、多部未華子さんのヘアアレンジが目立ちすぎてアレでしたが、このときのメアリージュンさんも、いろんな髪型(おもにモテ髪)を披露してくれていて、見ているだけで楽しいです。

 

かとおもいきや、『人生が楽しくなる幸せの法則』では、デコ全開で風紀委員のような役をこなしていたりして……。

今後はどんな役をやってくれるのでしょうか。主演作も増えていくのかな。
これからの活躍も楽しみな、高橋メアリージュンさんを、現場からお届けしました。

それでは、また。土曜日に。

前回記事「真木よう子さんのショートヘアの変化。『ボイス』『ボイスⅡ』真似するならどっち?」はこちら>>


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