「私は本当は何をしたいんだろう?」
「今の仕事は私にとって『本当にやりたいこと』なんだろうか?」
コロナ禍でリモートワークが広まり自分と向き合う時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。これまでの年収やポジション、働き方などの『条件軸』に加えて、自分が今後何をしていきたいのか……といった『自分軸』でキャリアを模索する人が増えています。
実際、私が共同代表を務めるWarisが提供するオンラインキャリア相談『キャリアエール』のご利用者数は対前年で4倍にまで拡大しています。ご利用者は30〜40代の女性が中心。今回はそんな女性たちにぜひ知ってほしい職務経歴書作成の3つのポイントをお伝えします。
【ポイント1】職務経歴書は定期的にアップデートしよう!
30〜40代の女性にありがちなのが、職務経歴書を「前回作成したときから数年作り直していない」というパターン。また、転職経験のない方だと、職務経歴書を実は一度も作ったことがない方もいます。
職務経歴書は定期的なアップデートが必要です。前回作成したのが数年前で、転職や副業にあたって機械的に直近の経験を書き足して人材エージェントや企業に提出してはいませんか? 自身の職務経歴書がマーケットのニーズを満たしたものになっているかあらためて見直し、必要に応じて加筆修正することが大切です。
どんなに素晴らしい実績でも、10年前のものは企業側からすると古く感じてしまいます。直近のあなたは何が得意でどんな実績があるのでしょうか? たとえばデジタル領域やSDGsなど市場ニーズが高い領域に知見があれば、ぜひ書き加えたいものです。
私たちの会社でも職務経歴書の添削サービスを新たに展開していますが、こうしたサービスを利用するのも手ですし、人材エージェントの担当者にアドバイスを求めてみるのもいいでしょう。プロの手をどんどん借りてください。
また、作成にあたって重視したいのは、内容が「ひとりよがりなものになっていないこと」。
「今のあなた」は何ができるのか? その根拠はなにか? それらがぱっと見てわかるように職務経歴書を作成するのがポイントです。
職務経歴書の雛形(フォーマット)は、インターネットで検索すると人材サービス会社が提供するものを中心に幅広く入手できますので、「最近作成していない」「転職歴がなく作成したことがない」といった方はぜひ参考にしてみてください。
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