みなさんは、自分の手書き文字に自信がありますか?

2013年の流行語大賞にノミネートされた「美文字」。それから、数多くのペン字練習帳が発売され、ボールペン字講座が様々なところで開かれるなど、「美文字」がブームになりました。

しかし、近年急激なデジタル化が進み、手書きをする機会が減った人は多いのではないでしょうか。

そんな中、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要により、美文字ブームの再到来が、日本テレビの「ZIP!」でもニュースになりました。直接会ってコミュニケーションすることが難しい今だからこそ、気持ちをきちんと伝えるために、手書き文字を美しくしたいという意識の現れなのかもしれません。

また、SNSでも、手書きの日記や、映えるカリグラフィーの投稿が人気を集めるなど、アナログ書きが再注目されています。

 


美文字になるコツ


そもそも「美文字」になるためには、どのような練習が必要なのでしょうか。

「きれいな字は、どうしたらきれいな字に見えるのか、コツをつかむことが大切。」

そう教えてくださったのは、累計170万部突破の知育ドリル「1日5分」「1日10分」シリーズの作者、あきやまかぜさぶろう先生。

あきやま先生は、これまでに1万人以上の子どもたちに数多くの現場でお絵かきのコツを指導し、コンクールなどに入賞させてきた実績をもつ「児童絵画指導のカリスマ」です。

 

ここでは、そんなあきやま先生が手がけた『1日10分で 字がきれいになる ねこねこ美文字』より、子どもから大人まで簡単に実践できる、美文字メソッドを紹介します。

 

『1日10分で 字がきれいになる ねこねこ美文字』は、実際に字が苦手な多くの子どもたちに体験してもらい、なんと1週間で95%の子どもに効果がありました。体験した子どもの、ひらがなの変化がこちら。

 

『1日10分で 字がきれいになる ねこねこ美文字』では、ただ文字を繰り返し書くのではなく、一画一画の形の特徴や、それぞれのひらがなの形を掴むところから始まります。

また、登場するねこたちが、細かくポイントを教えてくれるので、子どもも大人も楽しく進められます。そして、練習ページの最後には、繰り返し記入ができるマスが付いているので、理解したことを、しっかりと身に付けることができます。

 


大人も美文字に挑戦してみた!


感性が柔らかい子どもではなく、頭も体も硬くなった大人がチャレンジしても、果たして効果は出るのでしょうか。『1日10分で 字がきれいになる ねこねこ美文字』を使って、どれくらい美文字に近づけるのか、チャレンジしてみました。

練習期間は1日10分、7日間。

子ども向けなので簡単だと思っていましたが、思った以上に観察力と集中力が必要。大人にとっても、確かにこれは、1日10分くらいがちょうどいいかもしれません。

形を意識しながら書き進めるので、思いのほか大変。ねこが励ましてくれます。

7日後、実際にどれくらい美文字になれたのか、練習初日と最終日の「あ」を比較してみました。

左が練習初日、右が練習最終日。

練習前は、形が丸っこく、子どもっぽい字にみえることが気になっていましたが、最終日には、メリハリがついた字になった気がします。

字がキレイになると、手書きの書類やお手紙も怖くないので、大人も嬉しいです。

これまで多くの子どもたちにお絵描きのコツを指導してきたあきやま先生だからこそ実現できた、形を意識して、きれいな字のコツをつかむ練習ドリル。子どもだけでなく、大人の美文字トレーニングにもぴったりでした。

人となかなか会いにくい今だからこそ、大切な人にお手紙などで、想いを伝えるのも良いかもしれません。皆さんも、ぜひ美文字にチャレンジしてみてくださいね。
 


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『1日10分で 字がきれいになる ねこねこ美文字』
作:あきやま かぜさぶろう

累計170万部の「1日10分」「1日5分」シリーズ最新作!
7日間で、95%の子どもに効果があった、ひらがな練習の決定版。

絵画教室、幼稚園、保育園などで1万人以上の子どもたちを指導してきた筆者が、子どもたちと一緒に体験しながら、字がきれいに書けるひらがな練習ドリルを作りました。

きれいな字は、ただお手本をくりかえし書くことでは、なかなか身につきません。どうしたらきれいな字にみえるのか、コツをつかむことが大切です。
「ねこねこ美文字」で、書き順はもちろん、字がきれいに見えるコツを学び、1日10分で、きれいな字を身につけましょう!


文/幼児図書編集部 O(講談社)