2021年11月から2022年1月の主な星の動き


年末に木星が魚座に移動するというのが、この3カ月間の一大イベントですが、10/30から12/12までは火星が蠍座に滞在しています。
そのため、まずは自由や多様性が尊ばれる空気の中で、無意識のうちに抑え込んでいた、強い感情や自分の本心に目を向けることがテーマになるでしょう。

人によっては「本当は」我慢をしていたこと、助けを求められずにいたこと、やりたいと思っていたこと……そんな自分の奥底にあった気持ちに気づく場合もあるかも知れません。
また「自分の問題は自分で何とかしなければ」と考えるあまりに、いつの間にか自分に過剰な負担を課していたことに気づく場合もあるでしょう。

そして、ここで思い切って「誰かやどこかを頼ろう」と決めることで、魚座木星時期への移行がスムーズになっていくのだとも思います。

けれど、小さい頃から「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられた影響で、
本当に困っている時ですら「これも迷惑なのでは?」と考えて、「人を頼れない」方も多いのではないでしょうか。
つい平気なフリをし、悩みを一人で抱え込んでしまう方もいるのではないでしょうか。

その姿勢は立派ではありますが、それは同時に「苦しい時ほど自分で自分を孤立させてしまう」ことにもなる、というのが私の心配です。

ただ実際は、世の中は「一人ではどうにもできないこと」ばかりで、だからこそ私たちは「誰かに少し話を聞いてもらう」だけでも気持ちが楽になったりするものです。
愚痴をこぼしあって、「お互い何とかやっていこうね」と言い合えるだけでも、救われたりするのです。
「あなたはよくやってるよ」と励まされるだけでも、気持ちが上向いたりもするのです。

そしてその相手は、専門家などではなく、身近な誰かでいいのだと思うのです。
また、あなたを気にかけている人は、それを決して迷惑だなんて思わないことでしょう。

「助け合う」「受け入れ合う」というのは、魚座木星時期のキーワードの一つですが、この3ヶ月間は、まずは身近で、それを始めてみてください。
「何かあった?」という問いかけや、「相談に乗って欲しい」という投げかけを、増やしてみてください。
「頼り頼られる」という繋がりの輪を少しづつ広げてみていってください。

自分で自分を孤立させないように、誰かのことも孤立させないように。
いつの間にかできてしまった、人との間の「心の距離」を少しつづ埋めていきましょう。

 

構成/藤本容子
 




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