しっとり、ジューシーな肉・魚料理を得意とする低温調理器が、どんどん進化中。巷で大絶賛されているタイプの異なる2商品、スティック型の「BONIQ 2.0」とトースター型の「低温コンベクションオーブン」。それぞれの使用感を〔ミモレ編集室〕のみぃさんがレポートします。


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

みぃさん

ひとり暮らしで、平日の料理は手早くお腹を満たすことが目的。具だくさんの汁物プラス、焼くだけで完成するメイン、副菜はその時の季節のお安い食材で作るか、週末に作り置きしたおひたしや煮物、きんぴら等でちゃちゃっと簡単に済ませています。


お試し品1
ヒーターとモーターが適温をキープする「鍋に装着タイプ」
BONIQ(ボニーク)「BONIQ低温調理器BONIQ 2.0」

スティック状の本体横に付いたクリップを鍋に引っ掛けて使用。ヒーターがメニューごとの適温に調整し、撹拌用モーターが温度を均一にして、タイマーで管理してくれるので、ほったらかし調理でOK。肉、魚介類、野菜、卵、豆・豆腐、発酵食品、ドリンク、スイーツなど幅広いメニューが作れます。ミスティホワイトとヘイズブラックの2色展開。BONIQ 低温調理器BONIQ 2.0 BNQ-10 ¥22000/BONIQ
 


 みぃさん’s Report 
楽チン調理とは思えない、成功率100%のプロの味


収納スペースが限られているので、調理器具はフライパン、雪平鍋等必要最低限のもので揃えています。圧力鍋があるので、時短調理も叶いますし、ほったらかしが基本好きなので、炊飯器もいろんなサイトを見て料理に活用しています。
料理は好きですが後片付けは嫌い……、洗い物がいっぱい出ると、げんなりします。料理は毎日のことなので、カンタンにできて洗い物が楽、そしておいしく食材を使い切れたら最高です。

 

ボニークが手元に届いた時、これは調理器具?? と思いました。専用の収納ケースもついていて、美容家電風。オシャレなんです! 説明書を見なくても、操作は意外とカンタン。電源を入れて適当にさわっているとマスターできます。本体が汚れるわけではないですが丸洗いできますし、後片付けは乾かすだけで楽チン、場所も取りません(写真のお鍋はとってもかわいく雰囲気もあるのですが、別売¥7128です)。

 
 

最初に作ったのがサラダチキン。普段炊飯器で1時間放置して作っていますが、ボニークでは60度で1時間半。時間が長くなるので固くなる? と思った不安もなんのその。柔らかくてとってもジューシーに! お弁当に入れて時間が経っても柔らかいままで感動しました。普段の炊飯器調理は、日によって温度がマチマチなのかパサパサになる時もあるんですが、ボニークは温度管理が完璧なので、いつでもお安い鶏むね肉が格段にランクアップします!

これに味をしめ、ふるさと納税で手に入れた牛もも肉でローストビーフを作りました。設定温度は59度でなんと2時間45分!? のじっくり調理。初めて作りましたが大成功! ほったらかしなのに、火の通り具合が絶妙。柔らかくておいしく、おすそ分けした実家の両親に「お店のローストビーフみたい!」と褒められました。材料が多い時はしっかり全体をお湯につけておかないと、火の通り具合にムラができるのでご注意を。
また鶏レバーが好きなので、お酒のアテも。メニュー名は「フォアグラみたいな鶏レバー」。本当にフォアグラみたいになりました! お酒が進みます(笑)。これは低温調理器でないと作れない味ですね。

 

時間はかかりますが、キッチンでなくても電源さえあればどこでも使えるのが利点。調理中に読書の時間が持てたのも嬉しかったです。

電気代が気になりましたが、1時間で5〜8円。私の調べでは電気オーブンを1時間使用するより安い電気代なので、ノープロブレム。在宅勤務や平日お子さんのお迎えまでの時間があるなど、おうち時間が取りやすい方にとっては日々活用できて、2万円強の商品価格もすぐに元が取れそうです。
個人的にはおせちのローストビーフをボニークで作りたいなぁ、と思いました。

 
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