先週11日は、第一次世界大戦終結記念日。もっとも近い日曜日をリメンバランス・サンデーと称し、戦没者の追悼式典が開催されます。
その前夜(土曜日)にはチャリティー・フェスティバルが行われ、ロイヤルファミリーの皆様が勢揃いされるのも恒例。
今年は残念ながら、異例の欠席となったエリザベス女王の代理として、チャールズ皇太子やウィリアム王子を筆頭に、皆様がお揃いになりました。

追悼フェスティバルということで、ドレスコードはやはり黒。ご公務では鮮やかカラーを着用されるキャサリン妃もこの日は基本、黒をお召しになります。
元々プライベートでは黒がお好きな妃だけに、ブラック・スタイルはお手の物。しかも英国の追悼イベントでは、黒を華やかに装うのが通常です。

キャサリン妃の大好きなワンピースを中心に、ブラックドレスの着こなしとなれば、とても興味津々ですよね。
最新ファッションのリポート(しかも着回し!)と共に、キャサリン妃ワードローブにあるその他の黒ワンピースをご紹介します。
どんなブランドで、どんなデザインを選ばれているのか、パーティームードが徐々に高まっていくこれからの時期に、ショッピングもしくは着回しの参考になるはず。
黒がお好きな方には特に必見です!

 


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キャサリン妃が着用のレトロな黒ワンピースは、エポニーヌ ロンドンのもの

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2021年11月13日、英戦没者追悼記念日 追悼式前夜祭。 ワンピース/エポニーヌ ロンドン パールのピアス、3連ブレスレット/ダイアナ元妃が所有されていたもの ベルベットのクラッチ/アレキサンダー・マックイーン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちらが、土曜日のキャサリン妃です。
ブークレー生地に、ラインストーンのボタンがアクセントになった、ロング丈のワンピース。愛用の英国ブランド、エポニーヌ ロンドンのものです。
レトロなデザインがお得意のブランドらしく、ヴィンテージ感がありつつクラシックな雰囲気がキャサリン妃にお似合いです。

昨年2月のチャリティガラで初めてお披露目され、今回が2度目の着回し。
クラッチも、2年前のリメンバランス・フェスティバルの時にお持ちだったもので、パンプス以外全て、ワードローブの中にあるものの中からのコーデでした。
洋服、小物とオール黒で統一されていますが、ベルベットやスエードと素材感を変えることで、気品と華やかさが加わっています。
これぞロイヤル流、ブラックスタイルですね。

ちなみに、前回の着こなし方は……似て非なり! だったんです。
 

同じ黒ワンピースを華やかな場に着ていくなら、グリッター小物でゴージャスに印象変化

キャサリン妃の本領発揮!シンプルな黒ワンピースを「小物」で激変。実例5コーデ_img1
2020年2月25日、ロンドンのノエル・カワード・シアターでチャリティーミュージカルを観劇。 ワンピース/エポニーヌ ロンドン クラッチ、靴/ジミー チュウ 写真:ロイター/アフロ

昨年、エポニーヌ ロンドンのワンピース初お披露目のこの時も、同様にチャリティイベント。しかしミュージカル観劇だったので、黒のワンピースに合わせるクラッチやパンプスはグリッターと、煌びやかなものを選ばれています。

シルバーからネイビーのグラデーションになったグリッターと、それ自体はかなり個性の強いものですが、ワンピースの素材感がクラシックなので、うまくバランスが取れています。

 
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