スタイリスト福田麻琴さんが、身の回りの”愛するモノ”について語ります。
いつからこのブーツが似合いはじめたのか定かではありませんが(似合っているかも定かではありませんが……)コンサバ街道を歩んできた私にとって、とても刺激的なアイテムでした。
そして仲間達からも、ついに手を出したか、と言われます。
そのくらい昔から憧れていたけど手を出せなかったものなのです。
きっと人間としてもちょっと曲者になってきた今だからこそ履きこなせるってもんです。
この爪先、どうなってるの?
誰しもが疑問に思うと思いますが、想像通り割れています。
だからソックスは足袋型か五本指。これまたいい感じを見つけるのに苦労しますが、私はいくつか常備しています。
昔は難しく感じていたデザインも今や虜。好みって変わるんですねぇ。
年々シンプルになっていく自分のコーディネートにいい感じの異質さと癖を添えてくれます(笑)。
“特別な人“
そう、このブーツを履くと一気に特別感が漂います。
このブーツがないとコーディネートがきまらないっ! そう感じてしまうほどに。
迷っている方、中毒性があるのでご注意を。
やっと数年前から仲良くなり始めたタビブーツ。
母にはからかわれ、ママ友に不思議がられるこのブーツ。
今ではコーディネートの仕上げとしてダイアモンドと同じくらい私に自信をくれる魔法のアイテムです。
写真・文/福田麻琴
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