自分磨き3:心の弱さに負けない強さを持つ
「自分磨き」で一番大事なことは、心の弱さに負けない強さを持つことだといっても過言ではありません。人は、心の弱さによって、トラブルを起こりやすくなります。例えば、理性が弱いことで、欲望に溺れてしまうこともあれば、心の弱さによって不安感が強いと、保身の行動をして人を傷つけてしまうことがあります。
自分の弱さに負けないためには、「自分を信じること」と「心を積極的にすること」が大切です。この2つができるようになると、欲望に溺れにくくなりますし、色々なことに流されなくなり、自己をコントロールできるようになります。それがトラブルを防止しやすくなるのです。
逆を言えば、恐れ、不安、焦りなどの“負の感情”に負けてしまうと、自分のことすらコントロールできなくなり、誤った言動をしやすくなるのです。
この2つができるようになるためにも、日頃から「自分をきちんと内観する習慣」はつけておくといいでしょう。人は自分にも嘘をつくことがあります。だから、自分が今どんな思いを抱いているのかを、しっかり見つめる必要があるのです。
最近は、瞑想を日課にしている人がいたり、企業でもマインドフルネスを取り入れているところがあったりしますが、自分の心と向き合って自己を磨くためには大切なことです。
とはいえ、「毎日忙しいのに、瞑想をしている時間はない!」という人も多いでしょう。そういう人は、普段、無心になってやっていることでも、実は瞑想状態に入っていることがあります。
例えば、集中して掃除をしているとき、料理を作っているとき、リラックスして湯船に浸かっているときなども、瞑想に近い状態になっていることがあるのです。
ただし、作業をするときにテレビをつけっぱなしにしていたり、アップテンポな曲を流していると気持ちが外に向いてしまうので、瞑想も兼ねたい場合は、無音状態にしたり、瞑想に向いている音楽をかけたりして、気持ちを自分の内側に向けやすくするといいでしょう。
「自分を磨く」というのは、自分を大切にすることでもあり、愛することでもあります。だから、人生というスケールで見たら、やったほうがいいでしょう。“自分”という存在を最大限に磨いていきたいものですね。
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