文章が長くなりがち、わかりにくいと言われがちな人にスパルタな一冊

朝日新聞の名物記者による文章指南書。常套句やエモい文など「禁じ手を知る」の章が象徴するように、“やってはダメなこと”が書かれているのが特徴です。この本が刊行された直後、プロのライターさんたちが「あれ読んだ?」「震えたね」とつぶやいていました。少し書き慣れて緩んだ気持ちに喝を入れてくれる本です。

<こんな人におすすめ!>

✔︎文章が長くまどろっこしくなりがちな人に

文章術本は、筆者がどこを主戦場にして文章を書いていた人かによって、正義や勝ちパターンがかなり異なります。全国紙の新聞社で活躍されていた筆者の理論は「事実を簡潔に」「誤解なく」伝える文章の技術に長けています。

 

バズる記事にはわけがある。知っておくべきフォーマットが惜しみなく

「SEO対策」を目的にしたWEBライティングの本を今回はセレクトしませんでしたが、WEBで読まれやすい=クリックされやすいタイトルを学ぶならこの一冊がおすすめです。“強いタイトル”の型とキーワードが具体的に紹介されており、すぐに使えるメソッドばかりです。

<こんな人におすすめ!>

✔︎せっかく書いたのに読まれないと悩む人に

バズるタイトル=釣りタイトルではなく、人々の本質的な欲求や感情を動かすものであると理解できる良書です。“最後まで読めば面白い”ではダメなWEBの世界で、いかに人の気持ちを動かすか、論理的に学べる本です。